その期待に違わず、収録中、神田愛花は、いとうあさこを「おキレイですし…」と言い、さんまサンから「あん?」と聞き返され、「おキレイでした」と、まずは上から目線&心にもない(?)発言。NHK時代、『爆笑オンエアバトル』の司会を1年間していた神田は、顔見知りの芸人が多数いるようだった。

 いまから思えば、これが日村とつながる大きなヒント。そして、この日の『~御殿!!』では、神田がコメントしたイントネーションに対し、ハリセンボンの近藤春菜が「クールポコさんみたいですよねぇ」とツッコむ場面も見られたのである。

 柴田理恵が「目も悪くないのにメガネをかけているキャスターがいる」「オジサン受けのためにやっている」「私は毎週見ている…」と名前こそ出さなかったものの『サンデーモーニング』(TBS系)の唐橋ユミを思わせる“メガネ女子”批判をしたときのこと。

 そのフォローにまわったのか、神田は「私もあります」とカットイン。自分は肩書きに必ず「元NHK」と付いてしまうので、勉強(下調べ)していないときや、中身が追いついていないと思ったときはメガネをかける…と勇気ある発言をしたのである。

 さんまサンからは「コントやないか」とツッコまれ、元TBSのアナウンサーで、日本初の女性ニュースキャスターでもある吉川美代子さんからは、「勉強しなさいよ、メガネかけてる暇があるなら」と叱られた神田愛花。そのコメント中、「………あるんですよ~」と言ったイントネーションがクールポコ似だったのだ。

 神田愛花がクールポコの真似をしていたかどうかは定かではないが、ここにもまた日村と交際しているヒントが隠されていたのかもしれない…。

 一方、バナナマンの日村勇紀は、相方の設楽統が『ノンストップ!』(フジテレビ系)を始め、情報番組やバラエティーをメーンで仕切り、「キャスター」という肩書きを手に入れようとしているなか、健康を顧みず、「日村会」メンバーと飲み歩いている話をよく聞く。特にホリプロコムの後輩でもあるスピードワゴン井戸田潤は「日村さんはホントに後輩想い」「ホントに優しい人」と言い、日村に呼び出されれば何時でも、どんな遠くからの帰りでも飲み会に参加している。

 そんな日村をカレシに選び、半同棲し、もしかしたら結婚もあるかもしれない神田愛花。

 勝手ながら、『~御殿!!』的には、もっと、そのキャラクターをいじり、育てていきたかったのだが、日村との熱愛発覚で神田愛花のイメージは劇的にアップしてしまった。日刊スポーツには「世のブサイクに『勇紀』与えた」との見出しが躍った。

 女子アナと結婚する芸人には内村光良、大竹一樹、天野ひろゆきを始め、人気者が多いが、妻の好感度が上がったという話はあまり聞かない。そんななか、明石家さんまにも認められ、日村を救った神田愛花の人気はこの先、上がってしまいそうだ。

 まぁ、それでもいいのだけれど(苦笑)、“第2の伊藤綾子”だと思っていた私は少々ガッカリしている…。

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