「たしかに昨年9~10月、ジャニーズ事務所の顧問弁護士が中居ら4人と1時間程度の面会で今後の意思を確認したところ、基本的に“I氏と独立したい”とのことだった。一方で当初面会にも応じず、態度を保留していた木村は、中居から“ハッキリさせよう”と詰め寄られて、ジャニーズ事務所に残ることを決めました。そこで路線の違いが決定的になりました」(前出・芸能関係者)
テレビ局スタッフはこう証言する。
「去年の秋ごろからメンバーが共演する番組で完全に木村さんだけが浮いている感じでした。歌の収録でもなぜか木村さんだけ踊りが合わないことが多かった。木村さんは曲中でアドリブ的なフレーズを入れることが好きだったけど、それも少なくなった。トークのあるコーナーで中居さんが木村さんに話を振ることも明らかに減った。もともとこの15年ほど、木村さんと中居さんはめったに口を聞いてなかったですが、2人の関係は目に見えて悪化していました」(前出・スタッフ)
木村にとってもI氏は恩人であることには変わりはなく、他のメンバーと同じように恩義も感じている。SMAPのなかで絶対的な二枚目のポジションを確立させ、「キムタク」像を作り上げたのもI氏の手腕。
だが、木村が他のメンバーと違うのは、妻を持ち、2人の娘のパパだということ。ジャニーズ事務所から独立して仕事が減っている先輩も少なくない。「独立という冒険は難しい。どうしてこのままではいけないのか」──メンバーとの溝に木村は「もう疲れた」と漏らしていた。
※女性セブン2016年2月4日号