国内

清原和博の3匹の龍の入れ墨 父子の絆を意味すると知人

昨年9月、自宅から出て来た清原。右足に入れ墨が見える

 2月2日午後8時48分頃、東京・港区の自宅マンションで覚せい剤0.1グラムを所持していたとして、元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が現行犯逮捕された。警視庁で薬物事件を担当する組織犯罪対策5課が捜査を開始したのは2年近く前からだった。友人たちが昨秋結成した私設の“更生支援チーム”をもってしても、彼を止めることはできなかった。

 警察の捜査が進み始めた頃、清原の友人であるA氏を含むチームも彼の“異変”に気づいていた。

「もしかしたらクスリに手を出しているのかも、と不審に思う瞬間はあった。“絶対にやらせない”という思いで、キヨのサポートをしようと団結したのです」(A氏)

 逮捕の2日前の日曜日も清原は彼らの輪の中にいたという。清原が最も落ち込むのが日曜日の夜だった。清原には、「俺にとっての生きる希望」と 愛する2人の息子がいる。しかし離婚後、彼らと会えるのは少年野球の練習や試合がある日曜日だけになっていた。

「その日の午前中は良いのですが、息子と別れた夜は“また1週間会えへんのはつらすぎる”と泣くこともあった。“このまま死んだろか”と言い出すこともあったため、日曜の夜は必ずメンバーの誰かが夕食を共にするようになった」(支援チームのB氏)

 息子への愛情は、体にも刻まれている。A氏がいう。

「キヨの右脚には、上を向いた2匹の龍が彫られています。これは2人の息子を思ってのもの。左胸には、この2匹を見守る龍が彫られているのですが、この龍はキヨ自身なんです。“自分が息子たちを上に導く”という意味を込めたと言っていました」

 昨年の8月末、本誌は清原の“父の顔”を目撃していた。次男が所属する少年野球チームの試合観戦での一幕だ。小雨がパラつく中、清原は他の保護者に交じって知人男性と観戦していた。

関連記事

トピックス

6月6日から公開されている映画『国宝』(インスタグラムより)
【吉沢亮の演技が絶賛】歌舞伎映画『国宝』はなぜ東宝の配給なのか 松竹は「回答する立場にはございません」としつつ、「盛況となりますよう期待しております」と異例の回答
NEWSポストセブン
さいたま市大宮区のマンション内で人骨が見つかった
《さいたま市頭蓋骨殺人》「マンションに警官や鑑識が出入りして…」頭蓋骨7年間保管の齋藤純容疑者の自宅で起きた“ある異変”「遺体を捨てたゴミ捨て場はすごく目立つ場所」
NEWSポストセブン
大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン