秋の番組改編で、歌丸同様「勇退宣言」を出すと見られている“大本命”が、関西ローカルだが全国的に知名度の高い『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)の西田敏行(68)である。番組のスタッフが言う。
「頸椎の持病を抱えるなど体調面が思わしくありません。収録時、カメラが回っていない時は椅子から立ち上がるのも辛そうで、本人も“しんどい”と漏らすことがある。本業の俳優業に専念するため、勇退宣言を出すタイミングを見計らっていると聞いている」
次にテレビ画面から消える本命と見られるのは、1971年の放送開始から『新婚さんいらっしゃい!』(朝日放送)の司会を務める、演歌歌手・紫艶(38)との不倫スキャンダルが発覚した落語家の桂文枝と、西田のようだ。文枝については、「一連の騒動以降、主に女性視聴者から“不倫男が新婚カップルを迎えたらアカンやろ”“もう恒例のズッコケを見ても笑われへん”といった声が局に相次いでいる」(番組関係者)との証言もある。
朝日放送に両者の交代について訊ねると、「いずれもそのような事実はない」(編成局番組宣伝部)と回答した。
いつかは退場の時を迎える“世の習い”に、大物司会者たちも無縁ではない。
※週刊ポスト2016年6月10日号