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雨宮塔子 NEWS23抜擢の裏で前任・膳場貴子へ「配慮」

『NEWS23』のキャスターに抜擢された雨宮塔子

 実に17年ぶりの“返り咲き”だ。元TBSアナウンサーで現在はフリーの雨宮塔子(45才)が『NEWS23』(TBS系)のキャスターを務めることが発表された。

 局アナ時代は『チューボーですよ!』や『どうぶつ奇想天外!』など人気バラエティー番組で“看板アナ”として活躍していた雨宮は、1999年に同局を退社し渡仏。日本人パティシエと結婚し、2003年に長女、2005年に長男と1男1女に恵まれたが、2015年3月に離婚した。その後もパリで生活していたが、今回は単身で日本に帰国。元夫に子供を預けての仕事復帰で、雨宮にとって大きな決断となった。

『NEWS23』といえば、前キャスターの膳場貴子アナ(41才)の去就を巡って騒動が起きたのは記憶に新しい。

 2015年11月、膳場アナは約10年にわたって担当していた同番組内で、産休に入ることを報告した。

「本人は産後すぐに復帰するつもりでした。ところがTBS側は膳場さんに契約を2016年3月で打ち切ると通告したのです。“出産直後から週5日の帯番組は厳しい”という口実だったようです。筑紫哲也さんの時代から番組を支えてくれていたのは膳場さんで、年配層の視聴者からの支持も厚かった。それなのに充分な説明もなく、産休中の一方的な通告で、“マタハラではないか”と問題になりました。

 ですから膳場さんには“(降板については)出産は関係なく、今後は局の女子アナを起用して育てたい、リニューアルしたい”と説明していた」(TBS関係者)

 膳場アナは昨年12月に出産。その後2か月で一度は現場復帰したが、3月に同番組を卒業。後任には説明通り、局の女子アナが指名された。

「しかし後任の女子アナが突然の体調不良で就任0日で退社してしまったんです。代わりはなかなか見つからず、視聴率は苦戦する一方でした。そこで昨年末の報道特番で司会を務めた雨宮さんに白羽の矢がたったんです。特番の司会ぶりは好評で、華もあるという判断でした」(前出・TBS関係者)

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