来年1月スタートのNHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」での主演も発表された波瑠


 朝ドラからの人気をもってその後もドラマに出続けるという、土屋太鳳さんと波瑠さんが作った“朝ドラと民放ドラマの連続出演”の流れは今後も続くでしょう。実力と人気を兼ね備えた高畑さんや、次の朝ドラヒロインの芳根京子さんも才能あふれる女優さんなので、2人にも似た現象が期待されます」

 朝ドラ女優を除いても、女優達の連続出演もしくはかけ持ち出演は続いている。最近なら『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日)から来期の『夏目漱石の妻』(NHK)と単発ドラマ『狙撃』(テレビ朝日系)も控える尾野真千子(34才)、『重版出来!』(TBS系)『真田丸』(NHK)の黒木華(26才)、『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)と『真田丸』(NHK)の木村佳乃(40才)、『水族館ガール』(NHK)と『真田丸』(NHK)の松岡茉優(21才)らだ。

 人気ゆえに起用されているといえば簡単だが、ほかにも背景として、制作側の予算事情もある。民放よりも予算のあるNHKは、半年前からスケジュールに余裕を持ったドラマ制作が可能なため、主演クラスの女優や俳優のスケジュールを確保しやすく、場合によっては民放ドラマとNHKドラマの同クール出演となる現象が起きるという。

 いずれにしても、朝ドラの注目度の高さは、業界内外を問わずダントツといったところ。「気力」「体力」「時の運」3拍子揃いに揃って、今勢いに乗っている朝ドラ女優たちの活躍から目が離せない。

撮影/高柳茂(土屋太鳳、波瑠)、矢口和也(高畑充希)

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