「言動やブログを見ていると、自信とプライドが透けて見えてしまうんです。ご本人は“自慢になりすぎてはよくない”と控えめにやっているつもりでしょうが、スッピン写真からは“私ってこの年齢でもこんなにキレイなの”という気持ちが透けるし、1000万円弱もするという白無垢姿には“女優・藤原紀香の晴れ姿を見て!”という陶酔感が伝わってくる。言葉にしなくても、特に女性は敏感なので、察知してしまうんです」
最近、あるコンサートで紀香が旧知の大物俳優とばったりと顔を合わせたときのこと。今までの紀香なら名前を呼びながら駆け寄ってきたのに、その時は皇族の会釈のように浅く頭を下げて、にっこりと微笑んで通り過ぎていったという。その俳優は苦笑しながら「紀香さんは“もう私は梨園の妻。以前とは違うの”と悦に入っていたよ。普通の人なら恥ずかしげな仕草や申し訳なさそうな表情をするところだろうけど…」と周囲に語っていたという。
そんな紀香を擁護するのは、彼女の知人だ。
「紀香さんはストイックの塊なんです。美容、エステ、健康食、トレーニングなどあらゆることに本気で取り組みます。元々恵まれたスタイルですが、それを維持する日々の生活には脱帽します。本来はトレーニングも好きじゃないし、お酒も飲める方ですから。すごく真面目で努力家だし自分に一切妥協をしない人なんです。本当にポジティブですよ。ただ、一生懸命なあまりKYなところがあって、それが裏目に出ちゃっているんです」
本当の正念場は、これからだ。
「紀香さんは自分のストイックさを、相手にも求めるんですよね。それが彼女の『愛』なのかもしれませんが…。特にこだわるのは食べ物です。陣内さんは紀香さんの健康食につきあわされていましたが、途中から『そんなこと言ってもおれ、ラーメン食べたいんやもん』と哀しそうにグチっていました。
再婚前に紀香さんは愛之助さんのため料理学校にも通いました。愛之助さんの楽屋でも、冷蔵庫をチェックして、『体に悪いものを食べさせないで』とお付きの人に注意するほど。愛之助さんに頼まれた食材も多く、関係者は戸惑っていましたけど…」(前出・知人)
※女性セブン2016年10月13日号