◆疑惑発覚の理由は「ホストとの痴情のもつれ」?

 美へのこだわりが異様に強いことも崔氏の特徴だ。20代まで「一重まぶた」だったが30代からは、パッチリの「二重まぶた」になっている。

「崔氏は一般人が入れない青瓦台(韓国大統領府)に美容医師を呼びつけ、朴大統領と一緒に『特別な美顔注射』を受けていたとされます。2014年4月に発生して死者・行方不明者304人を出したセウォル号沈没事件の際、朴槿恵は7時間の間、音信不通になりました。注射の麻酔が切れるまでちょうど7時間かかるため、韓国メディアは『あの時、朴氏は崔氏と一緒に美顔手術を受けていたのでは?』と疑っているんです」(前出・ジャーナリスト)

 朴氏の衣装もすべて崔氏が選んでいたとされているが、こんなエピソードがある。

「崔氏は自分は数十万円するコートを着ていたのにもかかわらず、朴大統領には2万円ほどの安いものを着させていたことがあった。一緒にいるときは、必ず自分のほうが高いものを着るように、朴氏を仕向けていたようです」(前出・ジャーナリスト)

 そんな崔氏が“愛人”にしていたとされているのが「謎のホスト」と呼ばれるコ・ヨンテ氏だ。

「コ氏はフェンシングでアジア大会の金メダルを取った元スポーツマン。引退後、食べるのに困ってホストを始め、ルックスのよさと話の上手さで月に数百万円稼ぐ売れっ子になったそうです。その時、客として店にきた崔氏と知り合い、愛人関係になったとされます。コ氏はのちにバッグのブランドを設立しましたが、その資金の面倒を見たのが崔氏。朴大統領はよく彼のブランドのバッグを持っていました」(前出・ジャーナリスト)

 韓国メディアによれば、崔氏は朴政権の重要事項を決定する「秘線(秘密)会議」を開催していた。驚くことにこの会議には、愛人ホストであるコ氏も同席していたという。

 さらに今回、崔氏の騒動が発覚したのはコ氏との「痴情のもつれ」によるものとも囁かれている。

「K-POPアーティストのミュージックビデオなどを撮影する若手CM監督が崔氏の“新しい男”とされ、コ氏は捨てられてしまったようなんです。それを逆恨みしたコ氏が崔氏の国政介入を裏づける証拠となるタブレットPCをマスコミに送り、事件が発覚したといわれます」(前出・ジャーナリスト)

 韓流ドラマも真っ青の「女帝物語」はどこまで続くのか。

※女性セブン2016年11月24日号

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
1泊2日の日程で石川県七尾市と志賀町をご訪問(2025年5月19日、撮影/JMPA)
《1泊2日で石川県へ》愛子さま、被災地ご訪問はパンツルック 「ホワイト」と「ブラック」の使い分けで見せた2つの大人コーデ
NEWSポストセブン
男が立てこもっていたアパート
《船橋立てこもり》「長い髪に無精ヒゲの男が…」事件現場アパートに住む住人が語った“緊迫の瞬間”「すぐ家から出て!」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト
1990年代にグラビアアイドルとしてデビューし、タレント・山田まりや(事務所提供)
《山田まりやが明かした夫との別居》「息子のために、パパとママがお互い前向きでいられるように…」模索し続ける「新しい家族の形」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン