「保奈美さんが出ている化粧品のポスターが貼っては持って行かれる状況でしたよ。しかも女性が取っていくんです。どんどん新しい殻を破っていく感じが支持されていました」(前出・芸能関係者)
1992年には『愛という名のもとに』(フジテレビ)に主演、唐沢寿明(53才)と江口洋介(48才)が保奈美を取り合った。1994年には、月9の『この世の果て』(フジテレビ)でイメージを一新、ショートカットにくわえたばこ、三上博史(54才)相手に影のある孤独なホステスを好演した。
プライベートでも一線を画していた。1994年、江口洋介(48才)との熱愛が発覚。タヒチ旅行帰りを直撃されるも臆することなく、カメラマンの目の前で堂々と手をつないで笑顔を見せ、またも女性たちを驚かせた。
だが同年秋にふたりは破局、保奈美はその年のうちにF1解説者の川井一仁氏(55才)と電撃結婚を発表。しかし結婚生活も1997年にピリオドを打つと、翌1998年にとんねるずの石橋貴明(55才)と電撃再婚。保奈美のお腹には新しい命が宿っており、そのまま女優を休業。その後3人の娘を持つ母となった。
「バツイチ同士のふたりで大物同士。騒然としましたが、すぐに離婚するのでは? と言われていました。それがこんなにしっくりと続くとは意外でした。しかも失礼ながら、あの自由奔放そうな保奈美さんがこんなにしっかり子育てをしていたとは、何をやっても逆目に驚かされる人です」(前出・芸能関係者)
冒頭の番組で、「なんかこう、男の人で素敵だなって思うタイプが変わってこない? 昔と。好きなタイプっていうんじゃないんだけど、私は学生時代とか野球部のエースで4番みたいな人が、カッコイイ男はそういうもんだって思っていたんだけど、もうちょっと文化系な草食系の人が色っぽいなって思うようになった」と明かしていた保奈美の表情は以前にも増して茶目っ気たっぷり。25年後の保奈美版・リカを見たいという人も多いだろう。
※女性セブン2016年11月24日号