芸能

『東京ラブストーリー』から25年、鈴木保奈美の人生

今夏、18年ぶりに連ドラ主演を果たした鈴木保奈美

 柴門ふみの人気漫画『東京ラブストーリー』の続編『東京ラブストーリー After 25 years』の連載が、女性セブン2016年11月10日発売号からスタートした。

『東ラブ』といえば、1991年に月9で放送されたドラマ版も大人気となった。主人公の赤名リカを演じたのは鈴木保奈美(50才)。そんな彼女が芸能界を“引退”宣言したのは18年前。引退前も、復帰後も自分のことを語らない女優だった。

「その保奈美さんが“当時”の話に花を咲かせていたので本当に驚きました。“丸くなったな~(笑い)”と。『東ラブ』の話題もずっとNGといわれていましたし、あの頃とは線引きしている印象が強かったんですよ」(テレビ局関係者)

 8月7日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に菊池桃子(48才)、中井美穂(51才)と揃って出演、赤裸々トークを繰り広げた。

中井「保奈美ちゃんが芸能界をやめた時は衝撃だったんですけど」
保奈美「生まれるものは育てなきゃいけないし…」
中井「そうだよね。それで、戻ってくるのも“戻ってきた!”って感じだった」
(略)
保奈美「ここからまだ私たちの人生あと20年とか30年とかあるわけで。私の人生あるんだな、じゃあどうしようかなって、もう一度自分の人生をやっていかざるを得ないんだなって気はしてる」

 25年後のリカと同じく今年50才を迎えた保奈美。今夏にはドラマ『ノンママ白書』(フジテレビ系)で、18年ぶりに連ドラ主演も果たした。

「出産後はしばらく3人のお嬢さんの子育てで多忙を極めていましたから。お弁当から習い事からかなりキチッとしたお母さんで。今は3人とも中高生。“連ドラ”は本当に久しぶりでした。菊池桃子さんとの共演はザ・トレンディードラマといわれた『恋のパラダイス』(フジテレビ)以来でしょうか、2人の掛け合いは世代にとってはたまりませんでした」(前出・テレビ局関係者)

 子育て中、ドラマへの考え方が変わったという保奈美。以前はドラマが「何の役に立つのだろうか」と思っていたが、「テレビドラマってこんなにありがたいんだ! きっと同じように助けられてる主婦がいる」と思うようになり、テレビを好きになったという。

 高校生の時にホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞に選ばれ、1986年に女優デビュー。『東ラブ』時は24才。デビューから5年目の転機だった。

「リカ役かさとみ役かどっちがいいか保奈美さん自身が選んだんです。恋愛を女性がリードする感じが新しくて、完全にハマリ役になりました。“セックスしよ!”なんていうセリフはあのキャラだからこそ。保奈美さんはリカ役でダントツの人気トップ女優になりましたね」(芸能関係者)

 短めの前髪やセミロング、カチューシャやスカーフが流行。バブル時代のピンヒールから一転、ローファーを履く女性も続出した。

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