82才というご高齢と、立て続けに行われる公務がご負担だったことはいうまでもない。
「同時に、精神的な苦悩もおありだったと思うのです。それは、ほかでもなく雅子さまと愛子さまへのご心配でしょう」(皇室ジャーナリスト)
久しぶりに登校されたものの、愛子さまの状態は相変わらず不透明なうえ、看病と公務が重なった影響で雅子さまにもお疲れの色が見えている。
「愛子さまの長期欠席が表面化する以前、雅子さまのご体調の良好ぶりが伝えられ、議論が進む『生前退位』が実現しても、“次代の皇后”の務めをしっかりと担っていただけると期待が膨らんでいた。美智子さまも、安堵される面もあったと思うのです。ところが、雅子さまと愛子さまが同時に不調を訴えられた。それが美智子さまのお心に、小さなとげとなって刺さっているのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
美智子さまの懊悩は、あまりにも深い。
撮影■雑誌協会代表取材
※女性セブン2016年11月24日号