演じるのは、病院を追われて渡米した心臓血管と小児外科が専門の外科医という役どころ。10年間の武者修行で天才的な手術技巧を身につけて帰国し、元恋人の夫である外科医らが勤務する病院に。そこで待ち受ける命と愛と友情と嫉妬という壮大な物語だ。
元恋人役には竹内結子、その夫に浅野忠信、同僚外科医に及川光博、松山ケンイチ、優秀なオペナースに木村文乃が揃う。
「制作費は1話1億円を超えるともいわれています」(テレビ局関係者)
木村は、同じ職業を別のドラマで演じたことはない。意外にも医師役は20個目の職業にして、今回が初めて。
「『刑事役と医師役は誰がやってもカッコよく見えるから、あえてやる必要はない』という理由で、木村さんは避けてきたんです。今回ついにその封印を解くことになりました。木村さんのこだわりもハンパじゃありません。本物の外科医から直接話を聞き、手術の映像を繰り返し見て、手の動きを徹底的に練習。もともと手先が器用だから、簡単な手術の動作は完璧にマスターしているそうです」(前出・テレビ局関係者)
本人よりもスタッフの緊張感で現場は熱気があるという。
「草なぎくんの新ドラマと米倉涼子さんが外科医を演じる高視聴率ドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)を猛烈に意識しているようです。ヒロインも柴咲コウさん、石原さとみさん、綾瀬はるかさん…とオファーがあったとも聞きますが、竹内さんに落ち着きました。浅野さんはTBS連ドラが28年ぶりという話題もありますし、松ケンがライバル役というのもポイント。江口洋介さんも調整していたようですが、スケジュールが合わなかったようです」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2016年12月8日号