芸能

古き良き時代の“最後のアナウンサー”テレ朝・大下容子アナ

大下アナ出演中の『ワイド!スクランブル』(公式HPより)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、テレ朝・大下アナの実力を徹底検証。

 * * *
「宮嶋さんが定年で退社したから、2年前から、大下さんが最年長なんですよ」とテレビ朝日の番組関係者から言われて本当に驚いた。

 宮嶋さんとは、スポーツに強い女性アナウンサーとして在京局でもトップクラスだった宮嶋泰子アナウンサーのこと。大下さんとは、平日昼間は『ワイド!スクランブル』、土曜日は『SmaSTATION!!』でMCを務めている大下容子アナウンサーである。

 大下アナの同期は、現在、視聴率が絶好調な『グッド!モーニング』のMC、坪井直樹アナと、同番組でスポーツコーナーを担当し、フィギュアスケートの実況などにも定評がある角澤照治アナ、そして、あの丸川珠代氏。

同局の同期ということで言えば、古館伊知郎、渡辺宜嗣、佐々木正洋、南美希子、件の宮嶋泰子さんらキャラの強いアナウンサーが9人も居た「花の77年組」には敵わないが、大下アナら「93年組」も実に華やか。丸川大臣含め、全員が働き盛りの現役だ。

 なかでも大下容子アナは、週の内、6日も生放送でメインを張っている、在京キー局の女性アナウンサーの中で、もっとも売れっ子と言っていい。

 そのアナウンス能力の確かさと人柄の良さは、スタッフはもちろん、視聴者にも大人気。

 昨年、SMAPにまつわるさまざまな報道がされたときには、大下アナは、局アナという立場をわきまえながらも、かなりの回数、コメントをした。

 特に、2002年から15年も『SmaSTATION!!』で共演してきた香取慎吾が、まるで“戦犯”であるかのようにスポーツ紙や週刊誌に報道された際、大下アナはキッパリと否定にまわった。それは、長年もっとも近くで香取を見てきた大下アナだからこその説得力があり、多くのファンがTwitterなどで感謝の想いを呟いていたものだ。

関連記事

トピックス

出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
《水原一平を待ち続ける》最愛の妻・Aさんが“引っ越し”、夫婦で住んでいた「プール付きマンション」を解約…「一平さんしか家族がいない」明かされていた一途な思い
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハリー・ポッター役を演じる稲垣吾郎
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演、稲垣吾郎インタビュー「これまでの舞台とは景色が違いました」 
女性セブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反容疑で家宅捜査を受けた米倉涼子
「8月が終わる…」米倉涼子が家宅捜索後に公式SNSで限定公開していたファンへの“ラストメッセージ”《FC会員が証言》
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
小林夢果、川崎春花、阿部未悠
トリプルボギー不倫騒動のシード権争いに明暗 シーズン終盤で阿部未悠のみが圏内、川崎春花と小林夢果に残された希望は“一発逆転優勝”
週刊ポスト
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン