愛子さまが管弦楽部に入ってチェロを弾かれるようになったのは初等科4年生の頃。当時雅子さまの同伴登校が続いていましたが、チェロが上達するにつれ登校不安も解消され、“同伴登校が終わった理由の1つはチェロ”と言う人も多い。練習に没頭する日々が続いたのも、愛子さまの回復に一役買ったのでしょう」(前出・学習院関係者)

 一方で、愛子さまに噂された「摂食障害」の治療は長い目で見る必要がある。「拒食と過食を繰り返す場合もある」(精神科医)と、単にやせた状態を脱したからといって手放しに安心はできない。

 それでも、外見に加え愛子さまの内面の変化を皇太子さまは感じ取られていた。

「愛子は変わりました」

 最近、皇太子さまは周囲にそう漏らされているという。

「昨年5月、修学旅行で広島に足を運ばれ、愛子さまは原爆ドームなどをご覧になりました。そこで、天皇皇后両陛下が続けられてきた『祈りの旅』の意味を再認識されたそうです。それ以来、多くの公務に同行し、人とも積極的に触れ合おうとされている。長野駅での行動は最たるものでしょう。

 その根底には、“あの戦争を経て、私たちは今を生きている”というお気持ちがあるそうです。卒業に当たっての作文のテーマに『世界平和』を選ばれたことからも、お気持ちの強さがうかがえます」(宮内庁関係者)

 4月8日、高等科の入学式を迎えられ、愛子さまはJKライフをスタートされる。

撮影/雑誌協会代表取材

※女性セブン2017年4月13日号

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