「生物の目的は“一族の繁栄”ですから、平等に育てられて平均値の姉妹ができるより、片方が飛び抜けた能力を持つ方がいいんです。
浅田姉妹を例にとればわかりやすい。もし2人ともが平凡な選手で終わっていれば、舞さんがテレビに出るほどに注目されることはなかったでしょう。舞さんに葛藤はあったでしょうが、真央さんが非凡な選手だったからこそ、姉もレポーターや解説者として活躍できるし、出会う男性の範囲も広がり“一族繁栄”にもつながる。つまり“姉妹格差”があったからこそ、姉妹で成功できたわけです」
しかし、姉妹格差で悩む人たちの理由は能力にかかわらずさまざまだ。
芸能界で活躍する姉妹タレントの関係もさまざまだ。小林麻耶(37才)・麻央(34才)姉妹の仲の良さは周知のとおり。
「麻耶さんはがん闘病中の麻央さんの看病のために、11か月も仕事を休んでいました。麻央さんが一時退院中に体調を崩し、再入院を余儀なくされた時には、自宅を訪れて掃除や洗濯など、家のことをすべて手伝っていました」(麻耶の知人)
『逃げ恥』で再ブレークした石田ゆり子(47才)と、石田ひかり(44才)も美人姉妹として知られ、最近はお互いの写真をインスタグラムにアップするなど仲良しぶりが見られるが…。
「デビュー後しばらくは『石田姉妹』と呼ばれることを2人とも嫌っていました。お互いをライバル視していたところもあったのでしょう。2人とも“かぶらないキャラ”として人気が安定してきた頃から変わったようです。今は一緒に個人事務所を設立して、ゆり子さんが社長を務めています」(芸能関係者)
森泉(34才)と森星(24才)姉妹は、一緒にトーク番組に出演するなど関係は良好。
「でもライバル心は強いんです。別々の事務所に所属しているのもそんな理由があるのかもしれません」(別の芸能関係者)
姉妹の距離は近くて遠い。
※女性セブン2017年4月20日号