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「長男結婚」報道の貴乃花 理事長の座に現実味

◆「50代」を切り崩せ

 現役時代にガチンコ横綱として活躍した貴乃花親方が、同じく誰にでも全力でぶつかっていく稀勢の里の横綱昇進のタイミングで支持を広げていることは、歴史の必然を感じさせる。

 これまで改革派となる「ガチンコ理事長・貴乃花」誕生への最大の障壁は、既得権を守ろうとする50代以上の親方衆といわれてきた。そこにきての今回の結婚報道である。

「50代の陣幕親方が貴乃花親方に近づいたとなると、世代を超えて支持が拡大していることになり、理事会での過半数確保が現実味を帯びてくる。ただ、貴乃花グループとしては、この結婚話が理事選直前に表沙汰になり、親方衆が慌てて勝ち馬に乗ろうと雪崩を打つ展開がベストだったはず。ここから八角理事長サイドは巻き返しに必死になるのでは」(前出の若手親方)

 角界を二分する土俵外のガチンコ勝負の行方はギリギリまで目が離せない。

※週刊ポスト2017年5月19日号

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