宇野宗佑氏の在任はわずか69日だった(共同通信社)
【4】宮澤喜一(自民党、1991.11.5~1993.8.9、在任644日)
総合評価3.0
自民党を政権から転落させた首相。国民は「政治とカネ」の改革に期待を寄せたが、その期待には応えることができなかった。
【5】細川護煕(日本新党、1993.8.9~1994.4.28、在任263日)
総合評価2.6
初の非自民党政権で国民の改革への期待は大きかったが、東京佐川の1億円借り入れ疑惑で政権投げ出し。「殿様」の限界が見えた。
【6】羽田孜(新生党、1994.4.28~1994.6.30、在任64日)
総合評価1.1
内閣不信任案が成立した際、衆院解散ではなく総辞職を選択し、結果的に小選挙区制導入を実現させたことが唯一の成果。
【7】村山富市(社会党、1994.6.30~1996.1.11、在任561日)
総合評価1.5
社会党は自衛隊を違憲としていたが、村山は総理に就任するや「自衛隊は合憲、日米安保は堅持」と明言。現実路線に転向した。