山崎夕貴アナは2010年に入社後、同局の“パンアナ”に選ばれ、翌年からは『めざましテレビ』で軽部真一アナと共にエンタメコーナーを担当。さらにその翌年からは、『とくダネ!』に続く平日の帯番組『ノンストップ!』のアシスタントに抜擢される。
MCのバナナマン設楽統たっての希望で、同番組のコメンテーター席には芸人が数多く座っているのだが、そうした座組を大らかに仕切る姿が視聴者にウケ、カトパンこと加藤綾子アナが退社してからは、同局でもっとも忙しく、人気も高い女子アナへと成長している。
『ワイドナショー』では件の東野幸治やダウンタウンの松本人志と共演。不定期だが、『とんねるずのみなさんのおかげでした』では、彼らの“おもちゃ”だった高橋真麻アナの退社後、指名を受けるように。同局が社運を賭けてスタートした『フルタチさん』で古館伊知郎の隣に座るのも山崎夕貴アナである。
度々ネタにされる中学時代の写真は、眼鏡をかけ、とてもじゃないが「かわいい」とは言えない一枚。だが、当時の担任の先生も「どんどん垢抜けていった」と認めるほどチャーミングなルックスになっていくも、本人は「キャラ立ちアナ」と自認。「後輩が増えてきてもオチに使われる」ことを「へっちゃらです」と笑い飛ばす。芸人を始めとする共演者や男性スタッフから好かれる理由は、こうした男前な一面からだろう。
アーティストへの取材でも、スタートがかかった瞬間から、“何か”をやる山崎アナ。私がもっとも覚えているのは、3年前、シルク・ドゥ・ソレイユ日本公演『ダイハツ オーヴォ』の衣装を着て、這いつくばりながらステージに上がり、インタビューをしたこと。さらに、Kis-My-Ft2へのインタビューの際は、扉が開いた途端、『SHE!HER!HER!』を振り付きで歌いながら、彼らがいる席まで歩いて来た。途中、全く照れもせず、キスマイがリアクションするまでやり続ける山崎アナに、メンバーは「なんて、いい人なんだ」という感想を漏らしていた。
『女性セブン』が発売された日の『ノンストップ!』で、「まぁ、そういうカンジですね。周りも喜んでくれて…、身内にはこれから話します」と堂々と交際を認めた山崎アナ。
それに対し、仕事先で取材に応じた彼=おばたのお兄さんは、「びっくりしました。彼女に迷惑がかかるのを心配していたのに、すごく“男前”だと思いました」と本当に驚いた様子だったという。さらに「お肉を食べたいときでも『吉野家』の牛丼でいいという素朴なところ」と山崎アナの魅力を話した。