報告を受けた社長や幹部スタッフは絶句したそうです。事務所では2~3人以外に話が漏れないように鉄壁ガードがすぐ敷かれたそうです。そして話し合いが続いた。事務所も誰よりも祝福してあげたい親心はありながらも、“軽率だ”と叱らなければいけない。産む、引退する、約束が違う…。咲ちゃんも事務所幹部も感情的になりながら、シビアな言葉が飛び交ったそうです。 (報告から結婚発表までの)14日間、険悪な雰囲気になることもあったようです」(前出・別の芸能関係者)
結婚で仕事をセーブしたり、引退する男性俳優はいない。しかし、女優や女性歌手の場合は、仕事を減らしたり、活動休止をしたり、引退するケースもある。
「誰のせいでもないですが、芸能事務所の幹部は口を揃えて、“女の子を育てるのは難しい”と言います。どんなに手塩にかけて育て磨き上げても、コロッと結婚、妊娠ですから。
一般論として、芸能活動において熱愛や結婚、出産は男性よりも女性に影響が大きい。なので、公表するかしないのか、いつ発表するのか、どんなコメントを出すのかなどは、女性側の事務所に“優先権”があります。たとえば、芸能人同士の交際情報がメディアに流れたとき、女性側が否定したら、実際に交際中であっても男性側も横並びで否定するしかないというのが、芸能界の暗黙のルールなんです。
今回の武井さんとTAKAHIROさんの場合も、結婚発表の日取りなど、すべて武井さんの事務所が仕切った。TAKAHIROさんサイドは“お任せします”としか言えない立場だったようです」(スポーツ紙芸能記者)
結婚の報を受け、武井の事務所に所属するタレントはほとんどお祝いコメントを出していない。その一方で、TAKAHIRO側の事務所のタレントたちは続々と祝福の声を上げている。
「年齢でいうならば、23才の武井さんは大卒新入社員。32才のTAKAHIROさんは中堅社員ですよね。彼女の仕事が立て込んでいるのがわかっているなら、この時期の妊娠は考えてあげるのが年上の彼氏の配慮では…と武井さんの周囲が思うのも無理はありません。TAKAHIROさんも当然、事情はわかっていましたが、“産むと決めた以上、自分が武井さんを守る”という気持ちはブレなかった。周囲には“ご迷惑をおかけします”と土下座の勢いだったそうです。
個人活動の女優か、グループ活動のミュージシャンかという違いがあれど、TAKAHIROさん側がお祭りムードなのには、武井さんサイドは複雑な心境だと思いますが…」(前出・芸能関係者)