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2017.09.26 11:00  週刊ポスト

巨人の“下克上” 数々のデータみると絵空事ではないかも

◆CSだけ活躍する阿部と村田

 その通り、今季の巨人は打力が低い。打率3割台はマギーのみで、20本塁打以上は誰もいない。

 しかし『プロ野球なんでもランキング』の著書があるジャーナリスト・広尾晃氏はCSに限っては問題ないと分析する。

「対阪神ではマギー、阿部慎之助、陽岱鋼が3割超え、坂本勇人、長野久義も3割近く打っている。広島戦ではマギーに加え村田も3割超え。坂本、陽も相性がいい。

 注目すべきは阿部、村田修一のCSでの好成績です。阿部は一塁での出場となった2014年以降、45打数18安打5打点、打率4割。11試合でマルチヒット7試合という大当たりです。村田も66打数20安打で3割をマーク、ホームランを3本打っている。この2人の活躍の可能性は高い」

「雰囲気の変化」に注目するのは、巨人OB・前DeNA監督の中畑清氏だ。

「一時はベンチ内での由伸監督の表情が暗くて心配しましたが、やっと“由伸ジャイアンツ”のカラー、采配が見えてきた。延長12回で引き分けた9月12日の阪神戦で、3番・坂本、4番・阿部に出したバントのサインが象徴的です。12回表にバントを決めてベンチに戻る阿部が満面の笑みを浮かべていた。ベンチと選手が意思疎通できていて、勝つために何をすべきか分かっている証拠です」

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