美奈子「ない!」
細野「即答すぎますね(笑い)」
美奈子「1か月食べられたらいいみたいな感じで…今まで、1か月どれだけ残ったっていうのも把握してないし、今月いくら貯金ができるとかも、そんなの全然」
オバ「でも赤字じゃないんでしょ」
美奈子「はい」
オバ「要するに、手元に残らないだけで、あるものは使っちゃってるってことね。…なんだか私と一緒ね」
美奈子「でも、10年くらい前はシングルマザーで馴染みのない場所にいてお金もなく電気もガスも止まることがあって。大根畑やっている近所のおばあちゃんに葉っぱだけをもらいに行ったりしていました。そのころから、とにかく食べられさえすればいいとなったみたい。これまで貯金も考えたことがなくて…」
オバ「で、生活もだんだんと安定してきて、いざお金を使える状態になったら」
美奈子「やっぱ、使っちゃってるんですよねぇ」
オバ「なるほど。さすが美奈子さんの人生、男出入りもお金の出入りもハデねぇ。有名になる前とかはどのくらい稼いでたの?」
美奈子「キャバクラやってたときは60万くらい。でもそれは多いときで、普段はスナックやって、昼間働いて月に15万…よくいって20万くらい」
オバ「それでビッグダディと結婚して有名になって。…離婚してから本もベストセラーとか潤ったんじゃない?」
◆本のベストセラーで今の貯金は?
細野「話題になった『ハダカの美奈子』は23万部くらいでしたよね。他にもコミック化されたりいろいろと」
美奈子「この仕事(タレント活動)を始めてからは給料制で普通のサラリーマンと同じくらいの固定額でした」
細野「本の印税も込みですよね? あとタレントとしてテレビの出演料とかもあったから、桁が違うような…」
美奈子「でも給料制だったから…(編注・美奈子はその事務所を昨年末に退社した)」
細野・オバ「…」
細野「美奈子さん、計画的になりましょう!」
美奈子「…はい」
オバ「ちなみに、貯金は今どのくらいなの?」
美奈子「貯金は30万円くらいかな」
オバ「それは貯金って言わない。“残高”っていうのよ(笑い)」
美奈子「アハハハハ」
細野「でも、野原さんもあまり人のこと言えないですよね。以前、貯金ゼロって話してましたよね(笑い)」
オバ「そう、この間、細野先生に借金申し込んだのよ、借用書を書くからって。そしたら、断られちゃった」
美奈子「アハハハ。もしかして、オバ記者さんが私の未来なのかな?(笑い)」
細野「(独身の)野原さんはまだ身軽だからともかく、美奈子さん、これからのことを考えると、やっぱり計画性が必要ですよ」
※女性セブン2017年10月12日号