クドカンは1994年、24才の時に5才年上の振付師・八反田リコと結婚。2005年に生まれたのがかんぱちゃんだった。

「娘さんは1才の時からクドカンさんのドラマを見続けてセリフや動きをマネしていたそうです。2才の時にはお母さんと人気映画のワンシーンを完コピして遊んでいたとか。振付師の奥さんの影響か、ミュージカル映画も小さい頃からよく見ていたみたいですよ」(舞台関係者)

 何も教えられていないのに、小学5年生の時にはコント台本を書いていたというから恐れ入る。親譲りといえばそれまでだが、いったいどうすればこんな才能が育つのか。

「かんぱちゃんが小学生になる前、ウソをつくことを覚えたそうです。そこでクドカンさんは、“ウソはいけないけど、頭ごなしに叱る気になれない。せっかく芽生えた創造力の芽を摘みたくない。一方で、学校に通い始めて虚言癖とか言われたら困る”と言っていました。『人を傷つけるウソはダメだよ』と言うクドカンさんに奥さんは『面白くないウソはダメ!』とビシッと伝えたそうです。宮藤家っぽいな~と思いますね。

 基本的に教育は奥さんまかせで、“ぼくのは『教育』ではなく『観察』。面白いから見てるだけで子供の将来までは考えてない。なんも教えてないです”と言っていますが、その塩梅がちょうどいいんでしょう。仕事場に娘さんを連れて行ったり、愛ある放任主義で、のびのびと育てたんでしょうね」(前出・舞台関係者)

 冒頭の舞台にも出演していたかんぱちゃん。脚本家・演出家としてのみならず、父親譲りの演技力と母親ゆずりのダンスの才能も発揮。彼女の将来が楽しみだ。

※女性セブン2017年11月2日号

関連記事

トピックス

〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン