芸能

紅白歌合戦出場者、「節目組」「再ブレーク組」に注目

NHK紅白出場者、今年の注目は?(HPより)

 あっという間に年末が迫ってきた2017年。今年のNHK紅白歌合戦には、デビューからの節目の年になる「記念組」も出演者としての候補に挙がっている。

「Winkは来年4月でデビュー30周年を迎えます。相田翔子さん(47才)は離婚や事業に失敗した鈴木早智子さん(48才)をかなり気にかけていましたし、2人とも前向きだとか。紅白を再結成の舞台に選ぶ可能性が高いでしょう」(テレビ局関係者)

 工藤静香(47才)もそうだ。

「今年ソロデビュー30周年を迎え、8月には12年ぶりのアルバム『凜』をリリースしたばかり。9月にはNHKの歌番組『SONGS』にも出演していますし、今年はSMAPもいませんから19年ぶりの当確ともいわれています。家族揃ってのお正月を選択する可能性もありますが…」(NHK関係者)

 同じく当確といわれているのは朝ドラ『ひよっこ』の主題歌『若い広場』を歌った桑田佳祐(61才)と、同じく朝ドラ『わろてんか』で主題歌『明日はどこから』を担当している松たか子(40才)。NHKへの貢献度も紅白出場に大きくかかわる。

「朝ドラはもちろん『うたコン』や『SONGS』などのNHKの音楽番組に出演しているアーティストも出場する傾向が強い。今年はEXILEの弟分、GENERATIONSがよく出ていましたね。また、毎年『NHK全国学校音楽コンクール』の課題曲担当歌手も、出場しています」(別のNHK関係者)

 一度落選した大物歌手の再出場はなかなか難しいが、再ブレーク組にもチャンスはあるという。サッカーへの造詣の深さが話題の小柳ルミ子(65才)も注目の1人。

「今年、紅白のエンディング『蛍の光』を指揮していた平尾昌晃さん(享年79)が亡くなったので、追悼の意味でも『わたしの城下町』や『瀬戸の花嫁』を歌うかもしれません。荻野目洋子さん(48才)もありえます。平野ノラさん(38才)がネタで披露したり、高校のダンス選手権で準優勝した高校が『ダンシング・ヒーロー』を踊るなどリバイバルヒット中です。本人も今月末の『うたコン』に出演予定です」(別の芸能関係者)

 紅白への出演は“名誉”であり、“ギャラ”ではない。それだけに気になる出演料も意外と低い。

「出演料はキャリアやNHKへの“貢献度”でランクごとに決められていて、出場回数50回を誇った北島三郎さん(81才)でも50万円前後でした。司会のギャラも控えめで、100万円程度といわれています。しかも衣装は自前といいますから、金銭的なうま味はあまりないでしょうね」(芸能リポーター)

※女性セブン2017年11月2日号

あわせて読みたい

関連記事

トピックス

監禁暴行の被害女性はW不倫の相手と別れ話で揉めていた(写真提供/イメージマート)
《ベテラン刑事が振り返る仰天事件》幼い娘2人を放置し…不倫相手に溺れた末、DVから逃げて警察署へ駆け込んだ母親 子供を保護した警察官へ放った「私は母である前に女なんです」
NEWSポストセブン
空いている電車内で居眠りしていた様子を盗撮され、一方的に非難する字幕とともにSNS投稿された(写真提供/イメージマート)
《SNSへの勝手なさらし被害》障がい者の家族がいる女性が専用スペースに車を駐車したところ…「不正利用」と決めつけられ”言い合い”の動画が拡散
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
《佳子さま盗撮騒動その後》宮内庁は「現時点で対応は考えておりません」…打つ手なし状態、カレンダー発売にも見える佳子さまの“絶大な人気ぶり”
NEWSポストセブン
中国が台湾侵攻を決断したらロシアが呼応する可能性も(習近平主席/EPA=時事)
《EU国防委員らが警告》2027年はロシアと中国の同時侵攻が現実化する「最も危険な瞬間」、中国の台湾侵攻にロシアが呼応する可能性
NEWSポストセブン
2025年7月場所
名古屋場所「溜席の着物美人」がピンクワンピースで登場 「暑いですから…」「新会場はクーラーがよく効いている」 千秋楽は「ブルーの着物で観戦予定」と明かす
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
【衝撃の証拠写真】「DVを受けて体じゅうにアザ」「首に赤い締め跡」岡崎彩咲陽さんが白井秀征被告から受けていた“執拗な暴力”、「警察に殺されたも同然」と署名活動も《川崎・ストーカー殺人事件》
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん
《“ドバイ案件”疑惑のウクライナ美女》参加モデルがメディアに証言した“衝撃のパーティー内容”「頭皮を剥がされた」「パスポートを奪われ逃げ場がなく」
NEWSポストセブン
今はデジタルで描く漫画家も多くなった(イメージ)
《漫画家・三田紀房の告白》「カネが欲しい! だから僕は漫画を描いた」父親の借金1億円、来る日も来る日も借金を返すだけの地獄の先に掴んだもの
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
【伊東市・田久保市長が学歴詐称疑惑に “抗戦のかまえ” 】〈お遊びで卒業証書を作ってやった〉新たな告発を受け「除籍に関する事項を正式に調べる」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
《不動産投資会社レーサム元会長・注目の裁判始まる》違法薬物使用は「大きなストレスで…」と反省も女性に対する不同意性交致傷容疑は「やっていない」
NEWSポストセブン
女優・福田沙紀さんにデビューから現在のワークスタイルについてインタビュー
《いじめっ子役演じてブログに“私”を責める書き込み》女優・福田沙紀が明かしたトラウマ、誹謗中傷に強がった過去も「16歳の私は受け止められなかった」
NEWSポストセブン
13日目に会場を訪れた大村さん
名古屋場所の溜席に93歳、大村崑さんが再び 大の里の苦戦に「気の毒なのは懸賞金の数」と目の前の光景を語る 土俵下まで突き飛ばされた新横綱がすぐ側に迫る一幕も
NEWSポストセブン