芸能

松居一代「二度と誹謗中傷しない」と誓約書を書いたか

会見でピースサインの松居一代

「何が大事なのかを考えた中で答えは1つでした。財産です! 財産分与はございません。見事勝ち取りました!!」

 松居一代(60才)の生放送会見を“元夫”船越英一郎(57才)は無表情に見ていた。そして、ポツリとこう漏らしたという。

「息子よりもお金が大事とでも言うのか、アイツは…」

 2017年12月15日、船越との離婚が成立した松居は都内ホテルで会見した。その口から出たのは、まさかの勝利宣言。満面の笑みを貼り付けて40分間話し続けた。

「人生の大掃除ができました」

 松居は「求めるのは謝罪のみ」「芸能生活をなげうっても、最高裁まで戦う」という強硬姿勢をとっていた。しかし結果は、2度目の離婚調停で双方合意というスピード決着。なにが起きたのか。

 船越が離婚調停申立書を裁判所に提出したのは2017年6月末のことだった。

「離婚の話し合いが始まったのは2016年年初です。1年後に穏便に離婚することで合意しましたが、約束の2017年2月になって松居さんは応じないと言い出した。そして4月に『自殺する』『1億円払い込まれなければすべてを暴露する』と狂言自殺騒動を起こしました。船越さんもさすがにもう無理だとなったんでしょう。離婚調停の申立書を提出しました」(芸能関係者)

 それを知った松居は“逆襲”を開始する。動画配信サイトを用いて、次々と船越の不貞を訴えたのだ。

「『船越が松居に耐えきれず、離婚を決めた』という話が広まる前に、“船越の方が不倫をしている悪者だ”と世間に印象づけたかった。そのねらいが的中したかは別にしても、おどろおどろしい“煽り動画”は大反響を呼び、『松居劇場』ともてはやされました」(前出・芸能関係者)

 傍目には松居が攻勢だったが、実は水面下ではまったく逆の事態が進行していた。

 調停に先立つ7月、船越はプライバシー侵害の仮処分申請を東京地裁に提出した。

「名誉棄損やプライバシー侵害の裁判に発展すれば、高額の損害賠償金が予想されます。松居さんは裁判所で“もう二度と誹謗中傷はいたしません”と誓約書を書いたようです。それを受けて、船越さんは申請を取り下げたんでしょう」(前出・芸能関係者)

 以降、松居のトーンは激変。1回目の調停が9月4日に行われた。

「いろんな弁護士に協力を要請してもかなりのかたに断られ、1回目の調停には松居さんはひとり出席されたそうです。やはり動画で一方的に船越さんの“不貞疑惑”を広めたことが問題らしく、『もしも離婚裁判になったら、あなたに勝ち目はないよ』と多くの人から助言されたようでした」(松居家の知人)

※女性セブン2018年1月4・11日号

関連記事

トピックス

左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
悠仁さまが学園祭にご参加、裏方として“不思議な飲み物”を販売 女性グループからの撮影リクエストにピースサイン、宮内庁関係者は“会いに行ける皇族化”を懸念 
女性セブン
衆院広島5区の支部長に選出された今井健仁氏にトラブル(ホームページより)
【スクープ】自民広島5区新候補、東大卒弁護士が「イカサマM&A事件」で8000万円賠償を命じられていた
週刊ポスト
V9伝説を振り返った長嶋茂雄さんのロングインタビューを再録
【長嶋茂雄さんロングインタビュー特別再録】永久不滅のV9伝説「あの頃は試合をしていても負ける気がしなかった。やっていた本人が言うんだから間違いないよ」
週刊ポスト
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏(=左。時事通信フォト)と望月衣塑子記者
山尾志桜里氏“公認取り消し問題”に望月衣塑子記者が国民民主党・玉木代表を猛批判「自分で出馬を誘っておいて、国民受けが良くないと即切り捨てる」
週刊ポスト
「〈ゆりかご〉出身の全員が、幸せを感じて生きられるのが理想です。」
「自分は捨てられたと思うのは簡単。でも…」赤ちゃんポスト第1号・宮津航一さん(21)が「ゆりかごは《子どもの捨て場所》じゃない」と思う“理由”
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
NEWSポストセブン