多くの人は、すでに広く流通しているビットコインなどを誰かから買って、値上がりを待つことで儲ける。株や金への投資と一緒だ。しかし、一部の人たちは「新しい仮想通貨」を自分たちで作って、知名度を上げて価値を上げて、高く売り捌くことで儲けようとしている。ビットコインを最初に“タダ”で作った人は、今や億万長者だとされる。

 市川海老蔵(40才)は昨年11月にビットコインを購入したと報じられた。

「『出川組』と同じく新規参入組です。もし本当に11月に買っていたら暴落で大損したでしょうね。仮に5000万円分買っていれば、たった2か月ほどで3000万円分を損失したことになります」(前出・金融ジャーナリスト)

 昨年12月のM-1チャンピオン「とろサーモン」の久保田かずのぶ(38才)は、「優勝賞金1000万円で仮想通貨を購入する」とテレビで発言。本当に購入していたら、今頃は青い顔だろう。

 ダウンタウンの松本人志(54才)も『ワイドナショー』(フジテレビ系、1月21日放送)で、ビットコイン取引をやっていることを明かした。

「安い時期にビットコインを買ったそうです。大暴落がありましたが、買った時は安かったそうなので大きな被害には遭わなかったそうです」(テレビ局関係者)

 同番組では、お笑い芸人の間でもビットコインが注目されていると伝えられた。そのブームの中心にいるのが、たむらけんじ(44才)で、たむらの成功を見て、貯金を仮想通貨に注ぎ込む芸人が増えているという。

「ブームになった後に買って苦戦する芸人も多い。最近になって投資を始めたお笑いコンビ『おかずクラブ』の2人は損をしているようです。さまざまな事業に手を出しては失敗を繰り返すことで有名で、“事業失敗王”と呼ばれる『かつみ・さゆり』のかつみ(54才)は、ビットコインを買った瞬間に価格が4割も暴落して、たむけんに『頼むから手を引いてくれ』と土下座されたそうです(笑い)」(前出・テレビ局関係者)

 儲けているとされるのは、「平成ノブシコブシ」の吉村崇(37才)。

「2016年2月に番組の企画でビットコインを知り、1ビットコインが5万円だった時に100万円ほど投資したそうです。一時期は損したそうですが持ち直して、今では億単位を稼いだ“億り人”だと囁かれています」(芸能関係者)

 芸人界では、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(44才)も「ビットコイン長者」だともっぱらの噂だ。

「2014年頃から仮想通貨の投資を始めたそうです。取引所の閉鎖トラブルなどで損もしたそうですが、“絶対にまた上がる”と投資し続けたと。おかげで数億円以上も稼いでいるなんて話も出ています」(前出・芸能関係者)

 仮想通貨はその利便性から、今後ますます私たちの生活に身近になりそう。そのリスクも含めて、「やっぱり知らないんだあ」ではすまない時代がやってきそうだ。

※女性セブン2018年2月15日号

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン