東京湾といえば、首都圏の目の前だ。南海トラフ地震とは別モノだが、首都圏を直撃する「首都直下地震」も、30年以内に発生する確率は70%とされている。
「直下型地震は、陸側のプレート内部の歪みが大きくなり、プレート内部の弱い部分で破壊が起こることで発生します。南海トラフ地震のような海溝型地震に比べて規模は小さいものの、震源が浅いので局地的に激震が起こる。都心でマグニチュード7級の地震が起きた場合、死者は最大2万3000人、経済被害は95兆3000億円にのぼると想定されています」(前出・岡田さん)
「珍しいサメが見つかった」と喜んでいる場合ではなさそうだ。
※女性セブン2018年3月1日号