「警察官の人件費を月30万円として、20人で600万円。通勤に同行するSPの交通費や、ポリスボックスなどの設置費用もかかっています。さらに、小室さんの自宅マンション近くで、アパートの1室を警察官の詰め所として借りているんです。その家賃も毎月かかります。合計すると、小室さんの警備のために月々700万円近いお金が投入されています。もちろん、お金の出どころは国民の血税です」
皇族の婚約内定者である小室さんに警護がつくのは当然のことだ。紀宮さま(黒田清子さん)との婚約後、黒田慶樹さんも警護対象としてSPがついた。だが、結婚して民間人になった清子さんとの新生活が始まってしばらくすると、SPの姿は消えた。
「小室さんの警護も、眞子さまとの結婚後に縮小されていくはずでした。結婚式の予定は11月4日でしたから、年内いっぱいというところだった。ですが延期となったことで、来年も再来年もずっと警護が続きます。しかも、破談の可能性があると聞いていますから、もしそうなれば、皇族の夫にもならない一般人の小室さんを、延々と警護し続けることになるわけです。
この冬、豪雪があったでしょう。横浜でもびっくりするくらい雪が降ったんです。警察官は、マンションの住人のかたと協力して雪かきをしたんですが、小室さん家族は出てくる気配すら見せなかった。正直、迷いを持ちながら勤務に当たっている警察官もいますよ」(前出・警察関係者)
宮内庁は否定するが、眞子さまと小室さんの結婚が延期された理由が、小室さんの母・佳代さんが元婚約者との間に抱えていた「400万円金銭トラブル」にあることは間違いない。
「トラブルを報じられた直後の昨年末と年明けに、佳代さんは説明のために秋篠宮邸を訪れました。その場で、“騒動を収めるために、皇室でお金をサポートしてもらえないか”と要求したそうです。これには、紀子さまもあ然とするばかりだったといいます」(宮内庁関係者)
皇室に支出されるお金は、元をたどれば税金だ。佳代さんの個人的なトラブル解決のために用立てられるものではない。
「その400万円のために結婚は延期され、小室さんを警護する期間が延びた。丸々2年だとしたら、700万円が24か月分、1億5000万円以上というお金が費やされることになるわけです。もちろん、もとは税金です。その警備費用をトラブル解決の補填に使えるわけもありませんが…」(前出・警察関係者)
※女性セブン2018年4月26日号