国内

小室圭さんの警備費用、2年で1.5億円を投入か

4月9日、出勤する小室さんとSP(左の2人)

 東京・富ヶ谷にある安倍晋三首相の私邸や現役大臣の自宅前には、公衆電話ボックスサイズの「ポリスボックス」が設置され、警察官が要人警護の目を光らせている。

 神奈川県横浜市内のとあるマンション入り口にポリスボックスが設置されたのは、昨年5月中旬のことだ。何の変哲もない普通のマンションの前に突如現れた物々しい警備に、近所の住民が首をかしげていたのも束の間、そこに眞子さまの“将来の夫”である小室圭さんが住んでいることはすぐに周辺に知れわたった。

 正面入り口と、小室さんが暮らす部屋の窓に面した道に神奈川県警の制服警官が常時2人立っている。雨の日も風の日も雪の日も、24時間態勢の警備が始まってから、間もなく1年を迎える。そして、恐らくあと2年、同じ警備態勢が敷かれ続ける。

 4月9日、その日も朝7時きっかりに、小室さんが入り口から姿を見せた。約10分前、スーツ姿の神奈川県警のSPが、ポリスボックスに立つ警察官と挨拶を交わしていた。

 自宅を出発した小室さんの後ろにぴったりとついたSPは、駅のホームや電車内といった人混みでは、その眼光をより鋭くする。運よく座席を確保した小室さんは、うたた寝をしながら時折スマホをいじっていた。

 2度乗り換えて勤務する都内の法律事務所の最寄り駅で電車を降りた小室さんは、通勤ラッシュの人混みに揉まれながら改札へと向かう。バッグから取り出したSuicaは残額不足。「ポーン」という警告音とともに改札に引っかかり急に立ち止まった小室さんに、背後を歩いていたSPがぶつかりそうになる。後ろに続く人に「すみません」と小声で謝りながら、小室さんは精算機へと人の波をかき分けて進んだ。

 やっとの思いで改札を抜けて地上に出ると、警視庁のSPが小室さんを待ち構えていた。神奈川県警と警視庁の2人の屈強な男性を従えて、小室さんは法律事務所への5分ほどの道のりを歩いていった。

◆2年で1億5000万円

「自宅マンションの警備は、神奈川県警の機動隊に専属チームが作られました。総勢十数人で、数か月に1度、チーム編成が組み直されます。それ以外に、小室さんが外出するときには警備部のSPが同行し、都内に入れば警視庁警衛課のSPもつく。どこへ行くにも護衛するわけですから、他の仕事ができるはずもなく、“小室さん専属”になります。小室さんの母・佳代さんもパートで都内の洋菓子店に通っていますが、つい先日まで同様にSPがついていました」(警察関係者)

 結婚関連行事が2020年に延期されたことで、小室さんは「婚約内定者」のまま日々を過ごしている。その間、警察官には「小室さんを守る」という“大命”が課され続ける。それは同時に、警護の費用がかかり続けることを意味する。別の警察関係者が明かす。

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト