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横澤夏子 女芸人としてレアケースな活躍ぶりの理由

2018.05.23 07:00

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、番組にCMに横澤夏子が引っ張りだこの理由を考察。

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 このところ、女性ピン芸人、横澤夏子が出演するCMをよく見かける。

 斎藤工と泉里香が「仕事、バイト探しは…」と、“お仕事コスプレ”に挑戦し続ける『Indeed』(リクルート)に千鳥大悟と共に加入したのが横澤。

 夏が近づいてきてオンエアチャンスが増えている『花王 8×4パウダースプレー』では要潤と共演しているし、『サントリー流々茶』のCMで中条あやみとへそ出しウェアになって「腸活体操」をしていたのも横澤夏子だった。

 クライアントはどれもメジャー級であり、共演者もイケメンやトップモデルばかり。そうした画面の中で、横澤は得意の顔芸を披露しながらも、女芸人にありがちな「ブスキャラ」「デブキャラ」とは一線を画す役割であることがわかる。

 顔はともかく、泉里香や中条あやみと並んでも遜色ないのは、横澤の身長が172センチとモデル並みだから。

 男性芸人の先輩からは「顔が大きい」と、しばしばツッコまれているが、決してバランスが悪いワケではなく、ロングヘアや、ひな壇に座る際の衣装も含め、どこかOLさんぽいのが横澤最大の魅力と言えよう。

 プロフィールを見ると、『NTTドコモ』や『カネボウ化粧品』『森永製菓』など、これまたメジャーどころのWEB動画にキャラクターとして立て続けに起用されたのが2016年。

 横澤が『エンタの神様』(日本テレビ系)で一気に注目されたのが前年の2015年で、『ものまねグランプリ』(同)初出場でコロッケら“名人”を圧倒して優勝したのが同年末のことだった。

“ものまね”と言っても横澤のそれは、有名歌手や俳優ではなく、アラサーOLの“あるある”や、高校の合唱部の女性指導者など、一般人。なのに優勝した背景には、日夜、新しい芸人を見つけ出しては、なんとか売れてほしいと願っている「お笑い番組スタッフ」特有の熱き想いや応援があったに他ならない。

 ピンの女芸人では、横澤と同じく“一人コント”を得意とする友近や柳原可奈子という先達もいるのだが、もっともフツーっぽくて、同年代女性の等身大に近いのが横澤夏子と言える。

 そのフツーっぽさはドラマ出演にも活かされており、武井咲がTIFFANYの広報担当役をしていた『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)で横澤は武井の先輩役を好演している。

 同ドラマはTIFFANY JAPANの全面協力で撮影されていて、同僚のキャスティングは当然、TIFFANYに居そうな女優や男優たちが選ばれたのだが、そこでも横澤は違和感がなく、筆者は「ハイブランドのプレスに、こういう人、いるよね~」と思ったものである。

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