「安田くんは奇抜なファッションセンスでも知られ、過去には“夏だから”という理由でスカートをはいて現場に現れ、村上くんにどつかれたことも(笑い)。また、取材で質問するとしっかり考えて答えてくれるんですが、途中で噛んだり、とんちんかんなことを言う天然なところがあり、メンバーからつっこまれています」(スポーツ紙記者)
地元愛が強いことも有名だ。
「地元で仲のよかった友達の妹が結婚する時は、“少しでも顔を出してあげたい”と忙しいスケジュールの合間をぬって結婚式にサプライズ出席して場を盛り上げました」(地元の知人)
◆ツアーでぼくの生き様を見てほしい
手術は成功したとはいえ、後遺症が懸念されている中、なぜ、安田は病身に鞭を打ってデビュー15周年の5大ドームツアーに臨むのか。その理由は2つあるという。
1つめは、「渋谷の脱退」である。
「事務所もメンバーも“活動をセーブしてはどうか”と提案したそうです。しかし、“すばるくんが抜けてドームツアーに不安が残るのに、自分まで抜けるわけにはいかない”という本人の強い気持ちがあり、今回のような形になったそうです。手術は成功したが、再発の可能性もなくはない。メンバーは“何より体を優先してほしい、命を大切にしてほしい”“とにかく万が一のことがないように生きて!”と祈りながら、完全バックアップを約束しています。ビデオで6人だったのも、“このメンバーでファンのために歌い続けるんだ”という、メッセージだったんでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
もう1つの大きな理由は、安田が胸に抱く、「関ジャニ愛」に他ならない。
「長い下積み時代を経て、関ジャニはスターダムに上がりました。5大ドームツアーができるアーティストは日本には数えるほどしかいません。応援してくれたファンのためにも、安田くんは絶対にステージに立ちたい。このタイミングで病気を告白したのは、満足できないパフォーマンスをお詫びする一方、“何があってもツアーに出るからぼくの生き様を見届けてほしい”という思いがあったそうです」(前出・レコード会社関係者)
500日に及ぶ闘病生活で決断した安田の思いは、いつもと変わらない、グループとファンに向けられた愛だった。
※女性セブン2018年7月19・26日号