もう1つ、理由として挙げられるのは、SNSの普及でコミュニケーションが取りやすくなったこと。俳優同士が「長期間一緒に撮影する」「恋人の役」だからと言って、スタッフやマネジャーなどに囲まれた現場で、親睦を深められるとは限りません。
しかし、「ツイッターやインスタグラムへのコメントやダイレクトメッセージで連絡を取る」という形で、距離を縮める俳優は増えているようです。たとえば、公式アカウントがない俳優も、プライベートのアカウントでやり取りしたり、多くの芸能人フォロワーがいる俳優を介してコンタクトを取ったり。それ以外でも、現場で俳優やスタッフが声をかけてグループLINEを作るなど、アプリの発達もあって、以前よりも横のつながりが強くなっているのは間違いありません。
事実、冒頭に挙げた俳優同士のカップルは、ほとんどが同年代であり、友人関係のような横のつながりをイメージさせます。もともと、技量、活動歴、格などが重んじられる俳優は、一般人より相手の年齢を気にしないところはありますが、このところ年の差カップルが減りつつあるのは、SNSを含めたコミュニケーションの取りやすさも関連しているのではないでしょうか。
◆最もハイリスクなのは、知名度の高い実業家
話を一般人のイメージに戻すと、現在最もハイリスクなのは、前述した「お金」「若さ」に知名度が加わったパターン。たとえば、知名度の高い実業家との熱愛報道があった剛力彩芽さん、知名度の高い年下の若手女優との熱愛報道があった高橋一生さんは、すぐにイメージダウンを思わせるコメントが続出しました。