芸能

月9『SUITS』の巧みな新戦略、織田裕二にぶつける新旧共演者

月9 「織田の共演者」で新戦略

 織田裕二主演で好調な月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)。10日の最終話・前編放送を直前に控え、が然注目度は高まっている。このドラマで毎回、注目を集めるのは、織田と週替わりゲストとの共演だ。そこにこれまでの月9にない戦略があるという。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * *
 スタート前から『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)が再放送されるなど、「織田裕二と鈴木保奈美の27年ぶり共演」が話題を集めていた月9ドラマ『SUITS/スーツ』。

 保奈美さん以外のレギュラー出演者には、中島裕翔さん、小手信也さん、中村アンさんなど、織田さんと対峙したときに新鮮な顔合わせになる俳優がキャスティングされました。

 一方、週替わりのゲスト出演者には、「新旧共演者を対峙させる」という巧みなプロデュースが見られたのです。

◆「深津絵里も!」期待感は高まるばかり

 主演の織田さんに対する、泉里香さん、山本未来さん、佐久間由衣さん、ブラザー・トムさんの顔合わせに新鮮な印象があった反面、矢田亜希子さん、石田ひかりさん、西村まさ彦さん、ジュディ・オングさんとの共演は懐かしさを感じさせました。

 矢田さんは2004年の『ラスト・クリスマス』(フジテレビ系)で織田さんの恋人役、石田さんは1989年放送の『ママハハ・ブギ』(TBS系)で織田さんの妹役、西村さんは1993年放送の『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)で織田さんに復讐する医師役、ジュディ・オングさんは『お金がない!』(フジテレビ系)で織田さんにビジネスをさとすデパートの社長役。いずれも名作であり、織田さんと対峙するシーンが多かったため、かつてのファンを喜ばせています。

 今年は3月に『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)で「木村拓哉と山口智子が『ロングバケーション』(フジテレビ系)以来の22年ぶり共演」が話題を集めたなどの背景もあって、視聴者の期待はさらに加速。ネット上には、「『踊る大捜査線』(フジテレビ系)で織田さんと共演していた深津絵里さんが出てくれたら最高」「『卒業』(TBS系)の相手役だった中山美穂は『黄昏流星群』(フジテレビ系)だけでなく、『SUITS/スーツ』にも出るべき」などの声が飛び交っています。

『SUITS/スーツ』は17日の放送で最終回を迎えますが、原作の海外ドラマは第7シリーズまで放送済の大作である上に、日本版も平均10%前後の視聴率以上に評判がいいだけに、続編が制作されるのは間違いありません。「深津絵里さんや中山美穂さんら過去の共演者がキャスティングされるかも…」という期待感は、第2シリーズ以降に引き継がれていきます。

◆「旧」ばかり「新」ばかりでは飽きられる

関連記事

トピックス

“マッサージ店”の元マネージャー、プンシリパンヤー・パカポーン容疑者(38)。12歳のタイ少女にわいせつな行為をあっせんさせた疑いがある(写真右:時事通信)
〈仕事の初日、客は1人〉〈怖くて手も腕も足も震える〉押収物の“日記”に綴られた壮絶な日々……12歳タイ少女に性的サービスあっせんの“ブローカー”タイ人女性(38)が検挙
NEWSポストセブン
苦戦が予想される岸信千世氏(時事通信フォト)
《総選挙・注目選挙区を予測》橋本龍太郎・元首相の息子、安倍晋三・元首相の甥は苦戦の見通し 「反高市」の武田良太氏は維新現職と与党同士の潰し合いに
週刊ポスト
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
「長期間歩かずにいたせいで神経に影響」クスリ漬け、歯を全部抜かれたのでは…中国ギャル系インフルエンサー(20)の現在の容態《“詐欺集団の幹部の恋人”説に本人が「以前はね」》
NEWSポストセブン
北海道日高町で店の壁の内側から遺体が見つかった事件。逮捕された松倉俊彦容疑者(49)、被害者の工藤日菜野さん。(左・店舗のSNSより、右・知人提供)
「2人の関係は公然の事実だった」飲み屋街で目撃されていた松倉俊彦容疑者と被害女性の“親密な関係” 「『嫁とはレス』と愚痴も」【日高・看護師死体遺棄】
NEWSポストセブン
不正受給の返還を促す中小企業庁HPより
《コロナ禍から3年》「就職しようとしても不正の件がすぐにバレ…」 全額返還しても不正受給者とその家族を悩ませ続けるネットに残る名前
NEWSポストセブン
島根県の私立松江西高校で男子生徒が教師と見られる男性に暴言や机や椅子を投げたりする動画が拡散されている(HP/Xより)
「謝れや、オラァ!」私服の生徒が暴れ、“おじいちゃん教員”は呆然と立ち尽くし…「炎上した動画は氷山の一角です」島根・松江西高校のOBが明かした“環境激変”の実情
NEWSポストセブン
2025年に成年式を終えられた秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
「後継者は悠仁さま?」伝統の書道“有栖川流”、眞子さまは「筆致に賛否」佳子さまは「左利き」……秋篠宮家「書道教育」事情
NEWSポストセブン
年末に放送された『ザ・ノンフィクションの大みそか2025~放送30周年スペシャル~』司会の吉岡里帆、出演したクズ芸人の小堀敏夫
《消えた「女優・吉岡里帆の笑顔」》相方にも愛想尽かされて解散…クズ芸人・小堀敏夫氏がコンビ解散の真相を激白
NEWSポストセブン
照ノ富士(右)と先輩・白鵬の立場は逆転か(時事通信フォト)
《元横綱・照ノ富士》高まる伊勢ヶ濱親方の存在感 弟子の四股名は変更し、スカウト網もその手に…“白鵬の残したすべて”を獲得する勢い
週刊ポスト
「新年祝賀の儀」で彬子さまが着用されていたティアラが話題に(時事通信フォト)
《これまでと明らかに異なるデザイン》彬子さまが着用したティアラが話題に「元佐賀藩主・鍋島家出身の梨本宮伊都子妃ゆかりの品」か 2人には“筆まめ”の共通項も
週刊ポスト
韓国のガールズグループ・BLACKPINKのリサ(Instagramより)
《目のやり場に困る》BLACKPINKのリサ、授賞式→アフターパーティの衣装チェンジで魅せた「見せる下着」の華麗な着こなし
NEWSポストセブン
「第8回みどりの『わ』交流のつどい」で、受賞者に拍手を送られる佳子さま(2025年12月、共同通信社)
「心を掴まれてしまった」秋篠宮家・佳子さまが海外SNSで“バズ素材”に…子どもとの会話に外国人ユーザーらがウットリ《親しみやすいプリンセス》
NEWSポストセブン