• TOP
  • ビジネス
  • 日産、東電、東芝など 平成を停滞させた経営者ワースト10

ビジネス

2019.01.10 07:00  週刊ポスト

日産、東電、東芝など 平成を停滞させた経営者ワースト10

磯田一郎・住友銀行元会長(共同通信社)

【5位】西室泰三(享年81・東芝元会長)

 東芝会長に加え、東京証券取引所会長、日本郵政社長などを歴任した財界の大物。

「東芝凋落の主因となった米原発ウェスチングハウスの買収の事実上の主導者。また、日本郵政社長として取り組んだ豪物流会社・トール買収でも巨額の損失を出した」(経済ジャーナリスト・森岡英樹氏)

「東芝の大失敗の根源は西室氏の院政にある。指名委員会委員長として西田厚聰氏、佐々木則夫氏と後継社長を選んだ。日本郵政でも社長を務めたが巨額の損失を招いている。気さくであらゆる話題に通じる人物として各方面から重宝されたが、歩いた後はまさに死屍累々」(前出・田村氏)

【6位】磯田一郎(享年80・住友銀行元会長)

 総額3000億円以上が闇社会に消えたとされるイトマン事件(1991年)。

「バブル崩壊後の金融不祥事の始まりとなったイトマン事件を招いたのが“住銀の天皇”と呼ばれた磯田氏だった。自らの立場を脅かす者を追放し、身内の言うことしか耳に入らなくなる。イトマンに代表されるいきすぎた不動産投資が大蔵省の総量規制につながり、失われた20年を生んだ」(前出・関氏)

【7位】出井伸之(81・ソニー元会長)

 2003年4月に起きたソニー株の大暴落は「ソニーショック」といわれる。超優良企業の神話崩壊の始まりだった。

「ソニー始まって以来の新卒サラリーマン社長として期待を集めたが、米BMG、MGMの買収を仕掛ける一方、将来有望なロボット事業から撤退するなど、誤った経営判断でソニー凋落の原因を作った」(前出・森岡氏)

「20年前のソニーは現在のアップルのような存在になれる可能性があったが、それをみすみす逃した」(ジャーナリスト・高橋篤史氏)

関連記事

トピックス