記事のタイトルは、《日本の皇后陛下が“ナイーヴ”な眞子内親王のロマンスに終止符を打つ(Japan’s empress strikes to end romance of ‘naive’ Princess Mako)》というものだ。
「今回の報道が、“世界最古の日刊紙”である伝統あるイギリスの高級紙『タイムズ』で報じられたことがショックでした。タブロイド紙や大衆紙とは違います。さらに、タイトルや記事中で美智子さまについて触れられていて、今までの報道とは重みが違います」(前出・皇室ジャーナリスト)
『タイムズ』の記事にはこう書かれている。
《美智子皇后陛下は、(中略)初めての孫と一般人との「不幸な“婚約”」を終わらせるために、主導的な努力を果たされている》
《伝えられるところによれば、皇后陛下は、小室氏が(金銭トラブルを)秘密にし、不誠実な態度をとってきたことに怒りを表されている》
さらに、美智子さまが《小室さんが個人的な利益目的で皇室ご一家との関係を利用しようとすることを危惧》されていると報じた。
◆報道が与える影響
「今回の報道が、小室さんの留学にとっても、大きな転機になるかもしれない」と、別の宮内庁関係者が言う。
「小室さんは留学先の大学で、VIP待遇を受けています。3年間で2000万円以上とされる学費が免除され、日本の弁護士資格がないと受講できないはずのカリキュラムで学び、ニューヨーク州の弁護士試験に合格できるように教授によるマンツーマン授業も受けているそうです。日本の弁護士事務所に勤める事務員の小室さんが、それだけ優遇されるのは、皇室との関係を利用したのではと指摘されても仕方ありません」
小室さんは留学直後、大学職員までも「日本のプリンス」と勘違いしていたほどの特別待遇で、全米有数のセレブ大学で学んでいる。
「日本では小室さんについていくつかの問題が大きく報道されていますが、留学先の米国ではほとんど認知されていません。むしろ、内親王は結婚すると皇籍を離脱するという日本の皇室のルールを知らない人も多く、“小室さんは間もなくプリンスになる”という誤解も多かった。
しかし、今回の『タイムズ』の報道では、美智子さまが“皇室ご一家の非常に強い守護者”であると紹介されました。その美智子さまが、小室さんの皇室利用を懸念されていると報じられ、大学当局や現地の関係者たちも重く捉え始めているといいます」(前出・宮内庁関係者)
小室さんとしては、弁護士資格を取るまでは婚約内定者の立場のまま、優遇され続けたいだろう。「試験でも点数に“ゲタを履かせてもらう”のを期待している」(前出・皇室ジャーナリスト)とさえいわれている。
「しかし、異常な待遇を受けていることが現地で知られつつあるので、不公平を訴える大学関係者や学生も出てきかねない。いよいよ、そのVIP待遇も剥奪されるかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
『タイムズ』は、紀子さまが眞子さまに語ったとされる言葉で原稿を結んでいる。
《愛は個人的な問題だが、結婚は家族の問題だ》
※女性セブン2019年1月31日号