エマニエル夫人の回は、非常に噛みました(笑い)。原稿に集中していても、モニターに彼女の胸が映ると条件反射でパッと1回見ちゃうんですよ。男の悲しい性を知りましたね。失敗といえば、「難しい部分は読めたぞ」と思った矢先に出てくるロシア人の名前にも、よくやられています(苦笑)。
スタジオで台本を読み込む濱田岳
どの回も取材力に驚かされます。僕は一番先に番組を観る“視聴者”。次は何を掘り下げてくるんだろう? と僕自身が楽しみにしているんですよね。
◆はまだ・がく/1988年生まれ。東京都出身。俳優。1998年、ドラマ『ひとりぼっちの君に』でデビュー。2007年公開の主演映画『アヒルと鴨のコインロッカー』で第22回高崎映画祭最優秀主演男優賞を受賞。映画では『永遠の0』(2013年)、『信長協奏曲』(2016年)、『マスカレード・ホテル』(2019年)など多数の作品に出演。ドラマ『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』(2015年)で「第2回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」主演男優賞を受賞。2015年から『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』のナレーターを務める。
取材・文■上田千春
※週刊ポスト2019年4月5日号
