国内

このハゲー! 森友学園、座間9人殺害 平成29年を振り返る

この年の6月、上野動物園でシャンシャンが誕生した(時事通信社)

 いよいよ5月に迫った令和の時代。平成とはどんな時代だったのか? 平成29年の出来事をプレイバック!

 天皇陛下退位を認める特例法案が成立。皇位継承の儀式や改元へと向けた準備が進められることとなったこの年。

 国会では、学校法人『森友学園』への国有地格安売却と『加計学園』の獣医学部新設をめぐった安倍晋三首相と昭恵夫人らの関与が疑惑を呼んだ。

 また、「このハゲーーー!」等の元秘書に対する暴言がスキャンダルとなったのは、豊田真由子議員。10月の衆議院議員総選挙に無所属出馬で落選するも、第18回『ビートたけしのエンターテインメント賞』の話題賞を受賞。

 スポーツ界ではフィギュアスケートの浅田真央が4月10日、ブログで引退発表。12日の記者会見では報道陣約400名を前に、笑顔で「何もやり残したことはない」と26年間の現役生活を振り返った。その瞳に溢れる涙は、カメラマンらを背にした時にそっとぬぐった。

 日本人初の9秒台をマークしたのは陸上男子の桐生祥秀選手。福井・福井市で行われた日本学生陸上競技対校選手権 100m決勝で「10秒の壁」を突破。

 戦慄の事件では神奈川・座間市のアパートで起きた「座間9人切断遺体事件」。部屋にあったクーラーボックスから女子高生3人、男性1人、女性5人の切断遺体が発見された。逮捕された白石隆浩被告は、本誌・女性セブン取材に応じた際、「もし戻れるなら高校を卒業して、スーパーのベーカリー部門で働き始めた頃に戻ってやり直したい」と、淡々と語った。

 芸能界では未成年者との飲酒と不適切行為で無期限活動停止となった小出恵介。現在は単身でニューヨークに渡り、自らエージェントと契約。語学学校に通う日々だという。

 ヒット商品では『ハンドスピナー』、また、デビュー25周年を迎え、翌年9月の引退発表をした安室奈美恵のアルバム『Finally』が約200万枚突破。

 この年の流行語には、「インスタ映え」、「忖度」など。

■平成29年の主な出来事
2月13日 マレーシア・クアラルンプール国際空港で金正男氏(享年45)が毒殺される
2月24日 『プレミアムフライデー』がスタート
4月8日 愛子内親王が学習院女子高等科にご入学
4月12日 フィギュアスケートの浅田真央選手が引退会見
6月8日 小出恵介が未成年者と飲酒発覚などにより無期限活動停止
6月12日 恩賜上野動物園でジャイアントパンダのシャンシャンが誕生
6月26日 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太四段が29連勝で新記録達成
7月5日 九州北部豪雨が発生。死者40人、行方不明者2人
9月3日 秋篠宮眞子さまが婚約内定の発表記者会見
9月19日 豊田真由子議員が元秘書への暴言を会見で謝罪
10月31日 神奈川・座間市の9人切断遺体事件で27才男性を逮捕
11月5日 米国・トランプ大統領が初来日
11月11日 大相撲の横綱・日馬富士の貴ノ岩への暴行が発覚
12月1日 天皇陛下の退位日が2019年4月30日に決定。皇太子さまの即位を翌5月1日とし、新年号施行と発表

※女性セブン2019年4月18日号

関連記事

トピックス

本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《スイートルームを指差して…》大谷翔平がホームラン後に見せた“真美子さんポーズ”「妻が見に来てるんだ」周囲に明かす“等身大でいられる関係”
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《「策士」との評価も》“ラブホ通いすぎ”小川晶・前橋市長がXのコメント欄を開放 続投するプラス材料に?本当の狙いとは
NEWSポストセブン
女性初の首相として新任会見に臨んだ高市氏(2025年10月写真撮影:小川裕夫)
《維新の消滅確率は90%?》高市早苗内閣発足、保守の受け皿として支持集めた政党は生き残れるのか? 存在意義が問われる維新の会や参政党
NEWSポストセブン
2021年ドラ1右腕・森木大智
《悔しいし、情けないし…》高卒4年目で戦力外通告の元阪神ドラ1右腕 育成降格でかけられた「藤川球児監督からの言葉」とは
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月25日、撮影/JMPA)
《すぐに売り切れ》佳子さま、6万9300円のミントグリーンのワンピースに信楽焼イヤリングを合わせてさわやかなコーデ スカーフを背中で結ばれ、ガーリーに
NEWSポストセブン
注目される次のキャリア(写真/共同通信社)
田久保真紀・伊東市長、次なるキャリアはまさかの「国政進出」か…メガソーラー反対の“広告塔”になる可能性
週刊ポスト
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
《安倍晋三元首相銃撃事件・初公判》「犯人の知的レベルの高さ」を鈴木エイト氏が証言、ポイントは「親族への尋問」…山上徹也被告の弁護側は「統一教会のせいで一家崩壊」主張の見通し
NEWSポストセブン
この笑顔はいつまで続くのか(左から吉村洋文氏、高市早苗・首相、藤田文武氏)
自民・維新連立の時限爆弾となる「橋下徹氏の鶴の一声」 高市首相とは過去に確執、維新党内では「橋下氏の影響下から独立すべき」との意見も
週刊ポスト
新恋人のA氏と腕を組み歩く姿
《そういう男性が集まりやすいのか…》安達祐実と新恋人・NHK敏腕Pの手つなぎアツアツデートに見えた「Tシャツがつなぐ元夫との奇妙な縁」
週刊ポスト
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン
35万人以上のフォロワーを誇る人気インフルエンサーだった(本人インスタグラムより)
《クリスマスにマリファナキットを配布》フォロワー35万ビキニ美女インフルエンサー(23)は麻薬密売の「首謀者」だった、逃亡の末に友人宅で逮捕
NEWSポストセブン