国内

悠仁さま進学のお茶の水附属 OGから「特別待遇」に苦言も

中学生としての門出を迎えられた悠仁さま(撮影/JMPA)

 秋篠宮家の長男の悠仁さまが4月8日、お茶の水女子大学附属中学校(東京・文京区)の入学式に臨まれ、114人の新入生を代表し「それぞれが持っている力を大事に伸ばし、可能性や視野を広げていきたい」と4分間、宣誓された。

 悠仁さまは戦後の皇室で初めて学習院初等科ではなく、お茶の水女子大学附属小学校に入学され、エスカレーター式に附属中に内部進学された。

「今回、悠仁さまが選ばれた新入生代表の挨拶は、お茶の水中の歴史において、初めて行われたものでした。さらに、式典で行われた校長による祝辞も、十数年ぶりのこと。悠仁さまが入学された今年に、復活を遂げたわけです」(皇室記者)

 学校側は悠仁さまを代表に選んだ理由を、「学業や人格的成長を総合的に判断して選出した」としている。同校のOGは驚きを隠さない。

「特別なおかたであることは理解していますが、学校の伝統を曲げてまで、“特別待遇”する必要があるのでしょうか。そもそも学生の3分の2が女子なのに、なぜ男子が選ばれたのか。お茶の水の高校は女子校なのですが、“悠仁さまの入学に合わせて共学になる”という噂が現実になりそうだとOGの間で話題です」

 お茶の水中は、内部進学生だけでなく、難関の中学受験をくぐり抜けた外部生もいる。新入外部生の親族が話す。

「私立学校ならまだしも、国立学校でそんな特別扱いがあるんですね。子供がかかわって、トラブルでも起こしたら学校にいられなくなるのかしらと少し不安を感じました」

 特別待遇は、本当に悠仁さまのためになるのだろうか。多くの皇族方が通われた学習院では「皇族だからといって特別待遇はしない」(学習院関係者)という。

「学習院はむしろ、あえて“皇族は目立つことには選ばない”校風です。学校側が特別扱いをすれば、周囲の子供たちが意識して、どう接していいかわからなくなります。

 愛子さまも特別扱いはされず、同級生から呼び捨てにされますし、敬語も使われない。親密でフラットな信頼関係を築かれているそうです」

 次女の佳子さま(24才)は3月22日、国際基督教大学卒業にあたって公表された文書で、眞子さま(27才)の結婚延期について《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい》と触れられ、秋篠宮さまの「納采の儀は行えない」という方針への反発を表明された。

 悠仁さまの宣誓や、佳子さまの卒業文書の内容、眞子さまの結婚延期など波紋を広げることが重なり、秋篠宮家の「家庭教育」に疑問を投げかける声は増えている。

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン