巨人の若き4番・岡本和真(22)も、背筋を使った素晴らしいフォームですが、ブレークして2年目の今年は油断が出ているようで心配です。昨年は素晴らしい成績を残しましたが、今年から3番に丸佳浩(30)、2番に坂本勇人(30)が入って甘い球を見逃すシーンが見られます。
柳田や岡本と違って、ボクの理論からすると不思議で仕方ないのは、西武の山川穂高(27)。あんなにバットを動かしながら、どんなピッチャーに対しても上手く体重移動して自分のポイントで打てている。王貞治さんの一本足打法以上に難しい打ち方だと思いますが、それでいて数字も残している。不思議な男です。
柳田と山川のどちらが勝つか、見ものです。
※週刊ポスト2019年5月3・10日号