『報ステ』を通じ、小川アナは批評精神を持ち合わせていると一定の評価を得ているという。
「最近のキャスターは、ネットの反応などを恐れてか、どこか及び腰になっているように見受けられる。その中で、小川アナが飾らない自分の言葉で意見を述べたり、ゲストの政治家などに遠慮せずに突っ込んだり、素直に疑問を聞いたりすれば、それだけで話題になる。SNSが発達したため、テレビで意見を言うと、方々から突っ込みを受ける。しかし、それは決して悪いことではないし、賛同者もいる。もちろん、ニュースを伝えることが第一の仕事ですが、最近の報道番組は全体的におとなしい印象があるので、彼女の本音は視聴者に求められていると思います」
視聴者の期待に応えて、小川アナが本音でニュースに切り込むことができるか。『NEWS23』復調のカギはそのあたりにもあるのかもしれない。