巨人の若き主砲・岡本和真(時事通信フォト)

 罰金もある上に査定が下がるとなれば、ともすれば「とりあえず当てとけばいい」という思考にもなりがちだが、野球賭博の問題(※)もあり、罰金制度は現在では多くの球団で廃止になった。

(※2015~2016年の野球賭博問題の際、複数球団で、公式戦の勝敗や個人の結果に関して金銭を集め、オフシーズンに分配するといった罰金制度があることも発覚し、騒動になった。)

「我々の時代は、追い込まれたらバットをチョコンと出して当てにいっていました。怒鳴られますからね。

 でも、それでボールに食らいついていき、結果ゲッツーになってチャンスを潰すことも多くありました。それは、試合に勝つために最善とは言えません。見逃し三振になってもいいから、ホームランを狙う方が結果的にチームに貢献できるというように、野球に対する考え方が変わってきたのでしょう」(前出・河村氏)

 日々、野球の技術が進歩するように、野球の常識も変化している。

※週刊ポスト2019年6月21日号

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