「若い頃は地味だったかな」と語る純子さん

「主人が出掛けると“さあお勉強”とお尻を叩いていました。だからあの子は今でも、小学校低学年までは私のほうが恐かったと言っています(笑い)。

教育方針を巡ってはよく意見が対立しましたね。主人の夢はあの子を力士にすること。私は“苦労して小学校(地元、兵庫・西宮の名門私立・仁川学院小学校)に入れたのに”との思いがあり、口論になったこともあります。でも男の子だし、勉強は中学になってからでも遅くないと思って、結局学習塾を辞めさせました。

そうしたら相撲で頭角を現わすようになって、中学、高校と相撲強豪校で鍛えられて大相撲に進むことができ、仁川学院小では大関昇進時に後援会を作っていただけた。いい学校に縁があったと感謝しています」

子育てについては、「いかに子供のほうに目を向けているかが大事だと思います」と語る。

「いつも何かのサインは出しており、それを見逃さないようにする。子供をちゃんと見ていると、向いていること、向いていないことが見えてくる。親がそれに気づき、得意な分野に集中させる環境を作ってあげる。そうしないと何もかも中途半端になってしまうと思います」

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