更生を促す“社会派”機関誌になった!?
なぜ六代目山口組はこのタイミングで時事問題に意見を述べるようになったのか。フリーライターの鈴木智彦氏が分析する。
「『山口組新報』からは六代目山口組の最新情勢を知ることができるため、警察も資料として注目している。当然、山口組も警察を“読者の一人”として想定している。山口組からすれば、暴力団撲滅同様、警察が注力しているテーマを挙げることで“どれも単純に解決できる問題じゃない”と皮肉を込めているのではないか」
令和の暴力団は“ペンは銃よりも強し”で戦うということか。