国内

乳がん公表の美智子さま 全身激痛の中で乗り越えた改元

女性の罹患率トップのがんが美智子さまも蝕む(撮影/JMPA)

 魔の2週間──がんを宣告されてからの14日間を、医療関係者はそう呼ぶ。多くの人は「死」を身近に実感し、不安と恐怖に苛まれる。その期間は、うつ病にかかるリスクが最も高まるとされる。

 宮内庁は8月9日夕刻、美智子さまの左胸に乳がんが見つかったと発表した。美智子さまががん宣告を受けられたのは、その日の朝だった。

「美智子さまは上皇陛下と一緒に診断結果をお聞きになられました。すでに左胸の腫瘍に悪性を疑わせる所見があり、針生検による組織検査も行っていたので、おおよそのご覚悟はされていたでしょう。

 いくら心の準備をしていても、多くの患者は強いショックを受けるものです。ただ、美智子さまは非常に冷静なご様子で、早期発見をした医師への感謝の言葉を述べられ、病気や治療法について、いくつかの質問をされたそうです」(宮内庁関係者)

 美智子さまは朝の散策やピアノのレッスンを続けられ、今も以前と変わらない日々を過ごされているという──。

◆精密検査直前のお姿

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