演技力には定評がある戸田恵梨香(時事通信フォト)

●そしてもう一つ、毎回のように挿入される「お笑い風シーンが気に障る」という意見

 大人同士がいきなりキックボクシングを始めたり、笑わせたら弟子にしてやるとか、夫婦漫才風のツッコミとか、お手軽なコント風演出が目に付く。それが「ちっとも笑えない」というブーイングも聞かれます。

 今回の朝ドラは大阪制作で意図的に関西風お笑いの雰囲気を演出しているのかもしれませんが、全国的には今一つ共感を得られず、そのため視聴率が伸び悩んでいるのかもしれません。

 一方で、母親役の富田靖子さんや友人役・大島優子さんの演技が光っている、という声も多く聞かれこのまま下降気分で終わってはあまりに残念。私個人としては主役・戸田恵梨香さんに期待していただけに、「もっと演技派だったのでは?」という意外さも感じてしまう今日この頃。戸田さんは関西出身ゆえ、今回はフラットに地を出しているのかもしれませんが、もっとお芝居を見せて欲しいし、演技で別人格になりきって欲しい。

 例えば大評判をとったドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』(TBS系)では若年性アルツハイマー病の女医という全くの別人になりきりました。そう、戸田さんは思い切り演技をすることによって輝くタイプではないでしょうか? 今後まだ2ヶ月半も続く朝ドラ。どうか思い切りお芝居をすることによって盛り上げてくれることを期待します。

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