「佳代さんは説明のため、何度か秋篠宮邸を訪れたり、宮内庁関係者と連絡を取るなどしたそうです。そこで紀子さまが期待したのは、騒動を沈静化するための具体的な解決策の相談だったことでしょう。
ところが、佳代さんは返済する必要はないという持論を繰り返し、“騒動を収めたいのであれば皇室でお金をサポートしてもらえないか”と宮内庁側に要求したようなのです。それを耳にされた紀子さまは絶句され、唖然とされるばかりだったといいます」(宮内庁関係者)
さらに、不信感を募らせるきっかけとなったのが、皇室の伝統に則った結婚をする際に必要な「使者」が不在という問題だ。使者は、納采の儀において、男性側の家族を代表して宮家を訪問し、納采の旨を伝え結納品を進呈するなどの役割を果たす。
「使者にふさわしい人物が、皇室典範などで定められているわけではありませんが、前例を見る限り、一族を代表する人物が務めることが多いようです。小室家の場合は誰が使者を務めるのか、秋篠宮さまは小室家側に尋ねていたそうですが、小室さんも佳代さんも、曖昧な答えに終始していたといいます」(皇室ジャーナリスト)
曖昧にならざるを得なかったのは、小室さんの父親の敏勝さん(故人)の一族と小室母子は断絶状態にあり、使者を頼める親族がいないからだろう。
「紀子さまは、そうした一族との断絶関係を報道で初めて知り、驚愕されたのではないでしょうか。そもそも何年もの交際期間がありながら、何ひとつご夫妻に伝わっておらず、週刊誌の報道で知ることになった。最近の佳代さんの生活ぶりも報道で知ることになり、ショックだったに違いありません」(前出・皇室ジャーナリスト)
※女性セブン2020年1月30日号