国内

眞子さま結婚問題 注目は雅子さまの助言、非情な決断も

眞子さまの結婚問題に、雅子さまの思いは?(撮影/田中麻以)

 遠くイギリスで突如起きた「王室引退」騒動。エリザベス女王(93才)はその手腕を発揮し、すぐに事態は終息に向かった。かたや日本の皇室では、眞子さま(28才)のご結婚問題が2年以上くすぶり続けている──。

◆わずか10日間で幕を引く

 ロイヤル一家にかかわる重大な懸案事項が発生した時、トップに当たる人物はどう振る舞うべきか──海の向こう、イギリスの王室では、エリザベス女王が、冷静かつ迅速な判断を下していた。

 女王の2番目の孫にあたるヘンリー王子(35才)とその妻メーガン妃(38才)は1月8日、インスタグラムを通して「王室引退」を表明した。しかし、13日に女王は長男のチャールズ皇太子(71才)など英王室主要メンバーを緊急招集、引退についての話し合いをする、いわば“王族サミット”の場を設けた。

 さらに続く18日、英王室はヘンリー王子夫妻が王室メンバーから外れることを認める声明を発表し、エリザベス女王は同日「より独立した生活を望むとの意思を支持する」と表明。引退表明からわずか10日間で事態は一旦の幕引きとなった。

「ヘンリー王子が『このような結果になり、深く悲しんでいる』と心境を語った通り、王室の発表は、当初夫妻が望んでいたものとはかけ離れたものでした。具体的には、ふたりに王族の称号を返上させ、今春以降の公務もさせないというもの。取捨選択しながら公務を続けたいと望んでいたふたりに対して、“いいとこ取り”は許さないという厳しい決断でした」(英メディア関係者)

 同声明で、夫妻は公費で賄われる王室助成金も受け取れなくなることが決まった。さらに、英ロンドン・ウィンザー城の自宅「フロッグモア・コテージ」にかかった3億円以上の改修費用を返済することも発表された。

「今回の対応は、ヘンリー夫妻にとって王族からの事実上の追放です。王室というのは、あくまで英国民からの信頼と敬愛の上で成り立っている。それを揺るがす事態は、英王室の危機。女王は、それを甘く見過ごすことができなかったのでしょう」(前出・英メディア関係者)

 ヘンリー王子は女王にとって「最愛の孫」といわれ、目の中に入れても痛くない存在だったはずだ。

「一部にはあまりに無慈悲だという声も上がりました。しかし、女王は孫をかわいがる気持ちよりも、英王室を守るために、その選択肢しかなかった。しかも重要なことは、国民やメディアを巻き込んで大騒動になり、英王室が傷口を広げる前に、たった10日間ですばやく幕を引いたこと。英国民からは“女王のリーダーシップは健在だ”と賛辞を送る声が大半です」(前出・英メディア関係者)

◆眞子さまにも非情な決断がされるのか

 1月14日、天皇皇后両陛下が今春、エリザベス女王の招待を受け、イギリスを公式訪問されることが報じられた。

 陛下は1983年、雅子さまは1988年に、それぞれ英オックスフォード大学へ留学されている。それだけに、おふたりにとってイギリスはなじみ深い場所でもある。昨年5月の「即位の礼」ではチャールズ皇太子がいち早く参列を表明するなど、英王室と皇室はとても友好的な関係だ。

関連記事

トピックス

(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン