2010年5月、「ガールズアワード」では大胆な姿

「沢尻さんは最初、馬に乗れなくて、監督とも“吹き替えにしよう”という話になっていました。でも、彼女は“どうしても自分で乗りたいんです”と言って、近くに宿を取り、泊まりがけで特訓を続けたんです。沢尻さんの練習は危なっかしくてドキドキしましたが、彼女は必死に練習していました」(田中さん)

 長谷川含め、その頑張りに胸を打たれた人も多かったようだ。

「沢尻さんが泊まりがけで練習をしていたことは、あっという間にスタッフの知れるところとなり、彼女の大河への熱心な向き合い方に激励されたキャストやスタッフが多かったようです。沢尻さんは撮影に集中するために、しばらくお酒も断っていたようですからね…」(別のテレビ局関係者)

 その特訓のおかげで、第1話で放送される予定だった、沢尻が馬に乗って長い距離を疾走するシーンが完成したという。

「沢尻さんは一度コツをつかんだら、何度も何度もその感覚を身につけようと乗り続けました。完成シーンは本当に素晴らしいものになりましたね。それだけに残念で…あの時のドキドキを返してほしいですね」(田中さん)

『麒麟がくる』では、馬たちの“名演技”にも注目だ。

※女性セブン2020年2月20日号

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