芸能

柄本佑に密着、イケメン役は「技術を結集した総合芸術」

『知らなくていいこと』では妻子持ちのカメラマン役の柄本。「実生活では食器洗いや洗濯物を畳んだり、家事は嫌いじゃないですよ」と家事に参加する一面も(撮影/カノウリョウマ)

 放送中のドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)に主人公ケイト(吉高由里子)の元カレ・尾高由一郎役で出演する柄本佑(33才)。この日、取材のためにドラマの撮影が行われているスタジオへ向かうと、最寄り駅で柄本らしき男性とすれ違った。だが、その彼はスタジオとは逆方面の出口へすたすた歩いて行く。人違いだったのか…インタビューで本人に直撃してみると──。

「あはは、それ僕です! 降り口がわからなくなっちゃって、正しい出口から出ていたのに間違えたと思って引き返し、反対側から出たら“あっ、やっぱり逆だった”と、もう1回引き返しました(笑い)。だから入場料が2回分かかっちゃった」

 聞けば、普段から電車はよく利用するのだとか。ドラマで見せる男前な仕草や色気に“こんなにイケメンだったなんて”とSNSが沸騰し、注目度も急上昇している柄本。ふらりと電車に乗っていたら気づく人も多いのではないだろうか。

「気づかれることはあまりないかなぁ。あ、でもね。妻(安藤 サクラ)と歩いていると、周囲が僕だと気づいていることを妻はわかるらしいんです。僕も同じで、妻に気づいていることはわかる。ほかの人のことはめざといんだけど、自分のことはわからなかったりするんですよね」と、街中の視線は自覚していないと話すが、ドラマに対するSNSの反響はスタッフを通じて届いているという。

「いろいろ言ってくださっているのはすごくうれしいです。僕にとってこういう役は初めてで、台本を読んだときイケメンだなぁって。でもベースは(顔を指さして)コレしかない。僕も映画やドラマのかっこいい人たちをいっぱい研究して頑張るけど、撮影、録音、演出、監督、メイク、衣装の技を結集した総合芸術として“尾高というイケメンを作りましょう”と撮影をスタートする前にみなさんへ伝えました。だから反響には“やったぜ、みんな! 成功したぜ”って爽快な気分でした」

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン