「以前なら、石原さんと田中さんは別格で比べようもなかった。でも田中さんはここ1年で新『美容の女王』に。いまは彼女のスケジュールをどう押さえるかでみんな悪戦苦闘しています」(前出・女性誌関係者)
話を戻そう。石原と宝島社、そして敏腕編集者Aさんのトラブルの原因は金銭だけではない――そんな声が石原サイドから聞こえている。
「確かに未払いは大問題。しかし、それだけならお金を払えば解決できたはずです。表紙を降りるなんて前代未聞の事態になったのは、別に理由があるから。石原さんが、とにかくAさんを許せなかったということでしょう。その原因はAさんが田中さんに肩入れし、成功したからです」(芸能関係者)
田中の写真集の累計発行部数60万部という数字は、極めて異例のこと。比較すると軍配は田中に上がるが、石原の約20万部という数字も通常の写真集では見られない絶好調の結果といえる。
「問題は、同じ出版社、同じ編集者で同じカメラマンが撮影していることです。石原さんサイドとしては、田中さんの写真集が発売される前から心配していたようですが、フタを開けたら結果はご覧の通り。石原さんサイドとしては後ろ足で砂をかけられた気持ちになり、Aさんへの不信感が募っていった。そんな事務所側が抱えてきた不満が、金銭トラブルの発覚と同時に爆発したのでしょう」(前出・芸能関係者)
こうした騒動は、田中の耳にも届いているようだ。
「田中さんは、初めての写真集を大ヒットさせたAさんを絶対的に信頼していて、ほかの仕事のことも相談するほどだとか。Aさんに降って湧いた退社騒動には関係ありませんが、彼女の今後については心配しているでしょうね。4月上旬、今後について2人で話し合いの場を設けたようです」(テレビ局関係者)