ライフ

渡部建のように精力的に「浮気」を繰り返す40男たちの本音

複数不倫を認めてすべての仕事を自粛している渡部建(時事通信フォト)

複数不倫を認めてすべての仕事を自粛している渡部建(時事通信フォト)

 誰もがうらやむ女性と結婚し、子供も生まれて仕事も順調、それでも男は浮気をするのかと、お笑いコンビ「アンジャッシュ」渡部建の複数不倫報道は一般人の心も乱している。なぜ男は浮気をしてしまうのか。浮気を繰り返す40男たちに、なぜ妻や恋人以外の女性と関係を持つのかについて、ライターの宮添優氏が聞いた。

 * * *
 佐々木希という妻がありながらなぜ不倫をするのか──人気お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建の不倫が報じられ、ネット上はこうした疑問を呈する声で埋まった。なぜなら、年の差はあるが仲睦まじい夫婦だと誰もが信じていた二人だったからだ。しかも、妻が佐々木希となればなおさらだ。

 佐々木希は女性からも男性からも好感をもって受け入れられている圧倒的な美女で、美人が多いと言われる秋田県出身でも特別な存在として受け止められている。そのため、2017年に渡部との結婚が報じられた際には、秋田県民から「秋田の宝を奪うな」といった悲痛な叫びが相次いだほどだ。長い下積み時代を経てブレイクし、一回り以上年の離れた人気モデルを射止めた渡部には、世間から「勝ち組」として羨望と妬みの眼差しが向けられた。

 考えれば考えるほど「浮気をする理由はない」ように思えるが……。

「男の本能でしょう。彼女がいても妻がいても、浮気をする奴はする。そもそも浮気自体に罪悪感もなく、かわいいな、綺麗だなと思ったら声をかけて関係を作る」

 それでも浮気をしてしまう男の気持ちを話すのは、大手レコード会社社員・吉谷公人さん(仮名・40代)。吉谷さん自身、すでにバツが二つ、彼女は中学時代から結婚期間も含めて一度たりとも切れた経験がないと豪語している。つまり、結婚しても妻とは別に彼女がいるのが当たり前だったということだ。それでも、妻がいて子もいて、家族ができればほとんどの男は「変わる」ものではないのか。

「家族は大事、妻も子も愛している。じゃあ彼女は浮気なのかというと、浮気という言葉がそもそもおかしいですね。別に気持ちが家族から離れて別の女性に行くわけじゃないから。優先順位はもちろん家族が上。そこを大切にしつつ、自分の本能に正直に生きているだけです。渡部さんも、他の女性との逢瀬のために、家族を犠牲にしてはいないでしょう。別れた妻、子供達への仕送りもやっているし、今付き合っている彼女もいる。金がきついときはありますけど、愛していなかったらそれも払うわけがないでしょう」(吉谷さん)

 ……と、まるで悪びれる様子はない。愛している、大切だという自分の気持ちは大事にするが、妻や子の気持ちには配慮がない。浮気相手の女性の気持ちにいたっては、感情があるとさえ思っていないのではないかという態度でスルーしている。おそらく周囲の人たちを不幸にしていると思うのだが、自身は飄々としている。

関連記事

トピックス

AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」
AIを活用し遭遇リスクを可視化した「クマ遭遇AI予測マップ」から見えてくるもの 遭遇確率が高いのは「山と川に挟まれた住宅周辺」、“過疎化”も重要なキーワードに
週刊ポスト
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト